大正琴アンサンブルバンド ≪セブ・アンサンブル≫

大正琴の講師5名からなるアンサンブルバンド≪セブ・アンサンブル≫の練習や活動の様子をお伝えするページです。

私たちの使っている大正琴の説明&自宅での練習方法。

2019-06-16 | バンド

6月16日(日)

北海道は、久しぶりに雨が降りました。畑も少しホッとしたところです。

この時期おいしいグリーンアスパラは、日照り続きで不作だそう。地方発送を取りやめる店もありました。

「いつも送っている親戚になんて言おうか・・」と悩んでいたら、農家を営んでいる生徒さんが、「2軒までならまだ間に合うよ!」と応じてくれました。

さっそく送ってくれて。

親戚から「アスパラ届いたよ、大きくておいしいよ!」と電話が。良かったです・・。

 

さて今日も先週に引き続き、コンサートの練習です。今日は会議をしないで、まっすぐ立奏台へ。

本部長が今日から本番で使うPA(音響機器)を つないでくれました。

 

いい音で練習すると集中できます。

 

 

それでは今回、私たちの使っている大正琴をご紹介しましょう。

まずゼンオンの「冴(さえ)」(これは『ソプラノ』と言ってます。)

長さは73cmほど。一般的に「大正琴」と言われるのがこれ。使っている琴の中では、一番高音が出ます。

 

に『アルト』

 これはアルト弦を2本はっています。中音が出ます。長さはソプラノくらいです。

 

これは、アルトより1オクターブ低い音程の『テナー』。見た目、アルトに似ていますが、アルトより長さがあります。弦はテナー弦1本。

 

 

そして『ベース(バス)』です。1番低い音がでます。弦は1本。とても太いベース用弦です。琴の中では1番長いです。97.5cm。

 

 

大正琴の基本的奏法は、『右手に持ったピックで弦を弾く。』です。

ピックはこれらを使っています。左端がソプラノ用、真ん中がアルト&テナー用、右端はベース用です。

 

それからYAMAHAの製品ですが、『ヴィオリラ』。これは弓を使って弦を弾く奏法がやり易いように設計された大正琴です。弓も付属しています。

 

こんな風にキーを抑えて、弓を押したり引いたりして弾きます。音を魅力的に揺らすビブラートも容易にかける事ができます。

ピックで弾くとエレキギターのような音が出ます。指で、はじくとクラシックギターのようです。(私たちはスティックで弦をたたく奏法はやっていません。)私たちが今回使っているなかで、唯一電源を使うエレキタイプの琴です。

 

 ヴィオリラ以外の琴も、弓で弾いています。なのでメンバーは弓の単品も持っています。

これはヴァイオリン用の弓ですが、ベースにはむきません。ベースの弦は太すぎて弓が痛んでしまいます。それで、ベースを弓で弾くメンバーはウッドベース用の弓を使います。

 

*楽器紹介用の写真は一部、メーカーさんのホームページなどからお借りしました。

 

私達セブ・アンサンブルはそれぞれの楽器の良さを生かしたアンサンブル楽譜と音源データ(曲全体の模範演奏音データ)を

独自で作って、それぞれのパートを音源データをミュージックプレーヤーで再生しながら、合うように練習してきて、集まってアンサンブルを練習します。

このミュージックプレーヤーを使っています。

先ほど述べた、弓を使う奏法は、他の団体もやっている方おられますが、

大正琴の世界ではまだまだ少数派のようです。

ある程度の練習は必要ですが、コツをつかんでしまえば大丈夫。テナーを弓で弾くと、チェロのような音がでます。大正琴の枠を超えて、弦楽5重奏?のような体験もできて、新しい楽しみとなります。

 

さて、このような楽器を使って、お客様の好む曲をイメージ通りに表現することを目指して、私たちはコンサートに向けて練習を重ねています。

コンサートは9月28日(土)札幌で。10月19日(土)旭川で。

今年は第10回目のコンサート。いままでの集大成とあって、メンバーもその日をたのしみにして練習しています。

あれ?これは何かパフォーマンス?

 

 

今メンバーは「秋のコンサートへ、まっしぐら~!」です!

 

それでは、また次回まで。(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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