10月14日(水)
今日はいよいよメンバーとスタッフが旭川に集合しました。
朝出発して10:00過ぎに到着。旭川市民文化会館の駐車場に車を置いて、荷物をドンドン運び入れ・・さっそくステージセッティング。
会場のスタッフさんが照明、音響を手際よくセット。
私たちも立奏台、楽器をセッティング。
お昼前にはもう、音だし出来ました。
ここのレストラン、リニューアルしてなかなかセンスいいかんじですよ。ただ食事のメニューが限られていて残念。
玄関ロビーにはハロウィンのかぼちゃ。めっちゃ、わらっているかぼちゃ。
午後はリハーサル。16:30には順調に終わりました。
「いよいよ明日だね~。」 「お客さん、たくさん来るといいね。」
山腰、能登夫婦は愛娘、舞雪ちゃんが自宅にいるので、いったん江別に帰りました。
他のメンバーは市内のホテルに宿泊。明日が楽しみです。
10月15日(木)
朝、私(石田)に、地元『琴美会(ことびかい)』の生徒さんから激励の電話とメール。
「先生、起きたかい?がんばってね。」(TEL)
「今日のコンサートを喜んでいるかのような☀☀☀ 終始ニコニコ素敵な笑顔でおこなわれるコンサート楽しみにしています。」(メール)
なんてうれしい朝でしょう!生徒さんにこんなに支持していただける私達。幸せものです。がんばらなくちゃ。
到着すると、あきちゃんは、さっそくキーボードのチェックとレジストセッティング中。譜面台ライトの向きも直して・・。
9:30ジャストに約束どおり、『琴美会』のお手伝いスタッフ5名が到着。さっそく受付のセッティング、招待団体の席札貼りと忙しく動いてくれています。
セブメンバーも音だし確認。10;15から第一部のゲネプロ。
お手伝いの方はチケットもぎりやお客様の誘導で、本番の始まりを見ることができないので、ここを見てもらいました。
ここで、あらためてメンバーの紹介をしますね。
右から、荻原愛子(愛子さま)、立花朱実(あっけ)、山腰亜希(あきちゃん)
大和弥生(やよいちゃん)、西野正美(まさみさん)、石田文子(ハマちゃん)
菊池は今回残念ながら欠席です。以上、今回のコンサートはこの6名で。
開場時刻が過ぎて少し経つと、問題発生!「プログラムが足りないのでコピーします!」と能登さん。「えっ?足りない?」
今回で7回目となった私たちの自主コンサート。
旭川では、5回目まではポスフール(現在イオン)というお店の4階にある小さなホール(130席ほど)でやっていました。こんなちゃんとしたホールでやる(採算をとる)には、多くのお客様の動員が必要となります。
地元の私(石田)としては、この小ホール(318席)を、お客様で満たす自信がありませんでした。グループホームなどを招待したのもそういった理由からなんです。
ここの、旭川と東神楽町の生徒を教えているのは私ひとりですから、全体の生徒数も限られています。用があって来られない生徒さんには、無理にチケットを買ってもらうことはしませんでした。
お客様200人来るかしら?と考え、プログラムは200部しか用意していませんでした。
能登さんの迅速な対応、とてもありがたい事です。今回、お客様にたくさんの曲を歌っていただけるように作った歌詞カードなどもコピーしてくれました。
一曲目が終わって顔を上げると、なんと客席はほぼ満席状態でした。
拍手が大きく感じました。ここでもう胸がいっぱいになっていました。知り合いを誘ってくれた生徒さんたちに感謝です。
新聞社や地元のタウン誌にも協力いただき、『5組さま10名分チケットプレゼント』というプレゼントコーナーに、メンバーの写真を載せてくれました。
「お客様に楽しんでいただかなくては。」という思いで、チカラがみなぎりました。
今回はリズムに合わせてステップを踏む曲が多くなり、練習では時間をかけました。
じ~っと固まって弾くイメージの大正琴ですが、立奏台に琴を置いて体を揺らしながら弾く私たちを見て、お客様はどう思ったでしょうか・・。
第一部は、『ボラーレ』、シューベルトの『ます』、オリジナル曲『やさしい風に・・』
ミュージカルCatsより『Memory』は、全員猫耳を着けて、3匹が前に出てパフォーマンスも。テンポを揺らして息を合わせました。
最後のポーズでは「ははは^^」というやわらかい笑い声も聞こえ・・。集中して聴いていただけた実感がありました。
『ケ・セラ・セラ』は早めのテンポで軽快に。『ランバダ』はステップしながら。
『銀河鉄道999』はノリノリで。『神田川』はゆっくり、気持ちを込めて弾きました。
第一部最後はいつもメドレーですが、今回は『ベンチャーズメドレー』。
『パイプライン』『京都の恋』『二人の銀座』『ダイヤモンドヘッド』の4曲を編曲しました。お客様からたくさんの歓声と拍手をいただきました。
休憩のあと第二部はいつもの、なつかしい『歌謡メドレー』
オープニングは、まず立花演じる『サザエさん』が登場。おなじみの家族を呼んで・・
「あら?カツオはどこへ行ったの?」
カツオ(山腰)はなんと客席から登場。バットをかついで、なぜかランドセルをしょって。(学校帰りに野球してたんですね。笑)
それぞれ役になりきりで演技。『サザエさん』のテーマ演奏。もちろんステップです。
古い年代の曲から『丘を越えて』『白い花の咲くころ』、『ヘイ・ポーラ』は大人の色気?
『赤い風船』はこのコンサート初登場の西野が初々しく。立花が黄色い衣装、パンプスまで黄色で『真夏の出来事』。客席から手拍子が。ステップを練習していたあっけ、良かったね。
続いてヒデとロザンナの『愛の奇跡』は大和と西野の千歳市コンビ。
天童よしみの『珍島物語』は山腰が風格をあらわし・・岩崎宏美の『シンデレラハネムーン』は石田がコロッケになりきり、山本譲二の『みちのくひとり旅』は大和が。
『ハチのムサシは死んだのさ』3人で、愛子さまが青いドレスでお客様からため息いただき、『ブルーライトヨコハマ』。
このあと6人そろって『グッドナイトベイビー』『黄昏のビギン』『蒲田行進曲』『おもいで酒』『ルイジアナ・ママ』『みだれ髪』で終わり。
アンコールいただいてYOUTUBEにアップした『テネシーワルツ』、さらにまたアンコールで『よさこいソーラン』で終演でした。
全部で32曲?長時間にわたるコンサートとなりました。
玄関ホールでお客様をお送りしながら、お褒めの言葉に感謝。「またやってください。」の声に感動しました。
アンケートもたくさん回収してありました。一番人気の曲は『ベンチャーズメドレー』でした。中には「テレビ出演希望します。」とまで書いてくださる方もいました。
月に2回、江別市に集まって練習している私達ですが、「これからももっとやらなければ」、という思いが湧いてきました。
ちょっとゆっくりしたいですが、今月末、10月31日には、いよいよ生徒さんたちと鹿児島市に旅立ちます。
『国民文化祭』という国の文化庁が主催する、『文化の国体』というわれる行事に参加できることになり、11月1日宝山ホールで生徒さんたちと一緒に演奏します。
大正琴やってよかった! 良い仲間たち、良い生徒さん達に恵まれてよかった!
今本当に実感しています。これからもセブ・アンサンブルをよろしくお願いします。
では、また。
長文読んでいただいたみなさん、ありがとうございました。