大正琴アンサンブルバンド ≪セブ・アンサンブル≫

大正琴の講師5名からなるアンサンブルバンド≪セブ・アンサンブル≫の練習や活動の様子をお伝えするページです。

『なら国文祭』に行ってきました!

2017-11-26 | 大正琴

11月22日(水)

いよいよ奈良へ向かう日です。

奈良市で行われる『第32回国民文化祭 なら2017大正琴の祭典』に参加するため『琴美会』の参加者たちは、午前7:15に貸切バスで旭川駅を出発。

札幌から『花音(かのん)』、江別から『星音(きらり)』千歳から『キーハープくらぶ』『すみれ』の参加者たちも、新千歳空港に集合しました。

直接、出発ゲートに集まってさっと顔合わせ。すぐ飛行機に乗り込んで大阪の伊丹空港に到着、奈良交通の貸切バスに乗車。バス内でやっとゆっくり挨拶できました。

今回の参加者は、演奏者36名。本部長はじめ、同行者含めて39名。

伊丹空港からバスで1時間ほどで、演奏会場の『なら100年会館』に到着しました。

JR奈良駅の真向かいにあります。

こんな建物。長丸型のドームのようなかんじ。(フォトは公式ページからお借りしました)

客席はとても広い!

『大正琴の祭典』の看板。もう暗くなってきた・・。

ロビーに到着。


搬入口に届いていた段ボールを荷ほどきして、琴を琴置き場に置いて、客席でリハーサルの順番を待ちます。

リハーサルというより、サウンドチェックですね。なかなかゆっくり練習というわけにはいかず・・「はい、おわり~」といわれてちょい、不安を抱きつつ楽屋に琴を置いてホテルヘ。なんだかいつものことながら、バタバタです。

ホテルのレストランで夕食をいただいて、「明日に備えてゆっくり寝ましょ~」

「は~い、おやすみなさ~い・・」 でもみんな、眠れたのかな?

11月23日(木)

さあ、いよいよ本番の日。私たちの出番は13:06.早めのお弁当タイム。(これがなかなかおいしいお弁当だんたんですが、昼食会場が狭くて、床にぺったんと座って食べた人もいました・・。(;'∀'))

練習タイムが無いため、「えいえいお~」をやる場所もなく、なんだかバタバタとステージへ行ってしまいました(;´・ω・)

1列目、2列目、3列目のプラカードに並ぶと、シーンとした中にみんなの緊張感が伝わってきました。  さて、いざ本番ステージへ。

一曲目は『天城越え』

なかなかいい感じで弾けました。2曲目は法被(はっぴ)を羽織り、アイヌの鉢巻を頭につけ、『イヨマンテ(熊祭り)の夜』。北海道らしい曲を選びました。


最後は両手を空へかざして、大きな声で叫びました。「カームイ、ホプニナ、アーホイヨ!」(神様、どうぞ起きて立ち上がってください!という意味です)

続いて強いトレモロ(手に持ったピック(爪)を前後にゆすって弦を連打して音を出す奏法)と弓の音を長く長く続けて、最後に「ジャン!」と止めてキメ。

会場から大きな拍手をいただきました。あっという間の8分間。「もう終わり?」と思うほどあっけない時間・・。でも、燃えつくしました。身体が熱く、ステージを降りてからも動悸が続いていました。

そのままこんどは琴の梱包、段ボールに入れて送り状を貼って、それぞれの自宅に着くように搬入口に置きました。少しして運送屋さんが集荷にきました。

あとは客席で最後まで、他の団の演奏をじっくりききました。

さすが、全国からの参加とあってみんな素晴らしい演奏。どれもきちんとまとまって表現力があり、心を打つ演奏ばかり。勉強になりました。

終演の挨拶が済むと、会場をあとにしていったんホテルで休憩。すぐそばの宴会場へ行きました。

「かんぱ~い!」今年も飲んで歌って踊って・・



今回はプロ並みの踊り手二人組もいたので、大いに笑い、盛り上がりました。


 

演奏が無事終わって、楽しい宴会も終わって・・。今夜はみなさんぐっすり眠れることでしょうね。このあと二次会もあったようですが・・

11月24日(金)一夜明けて、今日は奈良観光の日。ガイドさん付き貸切バスで

紅葉がきれい・・。

興福寺。


東大寺。



奈良公園。

春日大社。

お昼は【西の京 たまゆら】さんで『柿の葉寿司ランチ』をいただいて・・

薬師寺では名物のお坊様のトーク。大爆笑のうず・・(笑)

平城京跡を見て、若草山山頂へ。超寒く・・強風で大変でした。

そんな中、新郎新婦が記念撮影を、あちこちで・・

寒さで思わず抱き合う二人・・いいなあ~熱く燃えてるふたりだから~平気ね。

 奥の方でも着物姿の新郎新婦。

日の入りはこんなくらいしか見れませんでした・・。

11月25日(土)

今日はもう、お帰りの日です。午前中、法隆寺を見て

関西空港へ。

3泊4日の奈良遠征も終わりです。新千歳空港へ向けて飛行機が飛び立ちます。

今回は『琴美会』と『ななつぼし』の合同ステージという初めての企画。

演奏はもちろん、観光やお食事のときも一緒に楽しみ、お互いが親しみを深く感じ合いました。これからもこんなチャンスがあれば良いな~と思いました。

すてきな紅葉の景色、鹿さんたちとの楽しい時間、日本の歴史のすごさを、じかに感じて本当に奈良らしい4日間をすごしました。

また寒い北海道に帰り、長い冬を迎えるわたしたち。ドサンコの底ぢからで、この冬も乗り越えますよ。大正琴のすてきさ、たのしさをますます実感できて、この度の旅行は、とてもいい刺激になりました。

長文読んでいただいて、ありがとうございました。



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なら国文祭の合同練習でした。

2017-11-12 | 大正琴

 11月12日(日)

今月、11月23日(木)に、奈良市で行われる『第32回国民文化祭なら2017』の≪大正琴の祭典≫に出場が決まっている【琴美会&ななつぼし】。

【琴美会】は旭川市と東神楽町の生徒さんの会/石田が担当しています。

【ななつぼし】は、今年は

札幌市の『花音(かのん)/立花担当』

千歳市の『キーハープくらぶ/大和担当』と『すみれ/西野担当』

江別市の『星音(きらり)/山腰担当』の4団体の合同チーム。

過去、【琴美会】と【ななつぼし】は、別々のグループとして国文祭に出場していましたが、今回は合同グループとして参加の申し込みをしました。

みごと出演の決定書をいただいてから今日まで、それぞれの地元で練習していました。

そして今日は楽しみにしていた、一同に会しての合同練習の日です。

大型バスで江別市にやってきた【琴美会】と、それぞれ車を手配して、【ななつぼし】も揃いました。顔合わせのあいさつ、メンバー紹介、4日間の行程についての話をきいて、『旅のしおり』も配られました。

今日の音響担当は佐藤本部長。本部長は今回演奏に関わる2日間同行してくれます。

琴のセッティングが整い、いよいよ演奏が始まりました。36名での演奏です。

1曲目は『天城越え』みんな真剣!


 

2曲目『イヨマンテの夜』は法被(はっぴ)を着て、鉢巻もキリっと。



36名でちからいっぱい弾きました。素晴らしい迫力!これは奈良の本番も期待できます。

楽しい練習は終わり、机、いすをみんなで片付けると、メンバーのみなさんは

「奈良で楽しくやりましょ~」「もうすぐ一緒に行けるわね!」と話しながら、名残惜しそうにしばしのおわかれ。それぞれの地元に戻っていきました。

22日、まず新千歳空港で落合い、全員一緒の飛行機で伊丹空港に向かいます。

あと10日あまりですね。とても楽しみです。きっと楽しい遠征になるでしょうね。

帰ってきたらまたここに書きますね。では(^.^)/~~~

















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