木村伯龍のひとり言

大阪のミナミはアメリカ村の占い師の日記

優しいお母さんと一緒!(魚を食べよう!)

2007-10-19 21:50:42 | Weblog

お隣のご主人が魚釣りに行って、大漁だったので、おすそわけで頂いた大きなアジが、今日の夕食のお皿に並びました。太郎君は、中学校生なので、上手に魚を食べましたが弟の次郎君は、身と小骨が離れず魚の小骨と格闘していました。おかあさんはそれを見て、微笑みながら自分がまだ手をつけていない魚を次郎君に回して、「お魚さんを、上手にお口に入れましょうね」と言って、次郎君に背びれを外すように言いました。(もちろん自分が手本を見せてですが)次に下の方の腹びれを外すように言いました。最後に胸びれを外すように言いました。次郎君は慣れない手つきでお母さんのまねをしてお箸で外します。上と下と胸びれを外して、箸で魚の身を挟んで押さえると身は軽く外れました。小骨も付いてこないで身だけが簡単に外れました。あれ程、小骨を外すのが大変だったのに「あっ!」という間に外れてビックリです。次郎君は、外れた身を箸でつまんで食べて「美味しいね!」と言うので、おかあさんは「物には順序があるから、一つ一つ焦らずにやれば上手く行くからね!」とさり気なく言いました。

次に反対側を食べるに当たって次郎君はお母さんに聞きました。するとおかあさんは背びれと腹びれを外しましたが、魚を箸で挟んでひっくり返すのは、次郎君の小さな手ではまだ無理なので、頭を箸で押さえて尻尾を手で持って尻尾から頭へと身と骨とをはがしました。さっ!とはがれて白い身が出てきました。あまりにも簡単なので次郎君もお母さんに習って身を取り出しました。さらっとむけて食べました。
・・優しいお母さんは何事も手順が大切と魚の食べ方を借りて教えました。