そうこうやっている内に、リゾート敷地内の「雑貨ショップ」が出て行ったので、お前やらないか?とオーナーさん。コンスタントに日本人ゲストが来るようになったが、まだまだ走らせようとオーナーは考えていた模様。資金が無いのは承知済みで、条件は売上の20%。リゾートゲストの食事からアクティビティーまでの清算は一ヵ所で行われており、支払いは15日遅れ。在庫商品(殆どはTシャツ)は、委託販売形式(売れたら清算)、家賃光熱費オーナー持ち。新しい商品を入れたのは「水着」と「エンジンオイル」「スノーケリングセット」此処はマリーナを持っていて、約80隻保管。何故かエンジンオイルは良く売れた。タイミング良く古い友人がフィリピンに遊びに来たので、ショップを手伝わせた(メカに強く、オイル交換サービスも開始)。ダイビングで来る日本人が増え、周りからのリクエストと自分でもその気(インストラクターを目指す)になって来た。オーナーが分厚いインストラクターマニュアルの新品をプレゼントしてくれた時に「お前はもう此処からは抜けられない」と笑いながら言ってのけた。講習アシスタント(ダイブマスター)で実技と学科は、90%やらさせれていた。が、最大の問題は「試験」しかも英語「2ヶ月間」兎に角マニュアルを暗記しIDC(インストラクター養成1週間)とIE(PADIインストラクター試験/実技と学科試験が2日間)に臨んだ(それは、1990年12月の出来事)。ttps://siestacasajapan.com/