フィリピンライフ「バタンガス海の家」&ドゥマゲティ「ゲストハウス」シエスタカーサ。

バタンガス「海の家」ドゥマゲティ「ゲストハウス」(2019年8月オープンも現在休業中)。現地情報&日々の出来事。

フィリピン暮らし、スコッター。

2020-06-25 20:40:21 | フィリピン暮らし

マカティからテクテク歩いてパサイ市の境界線まで行く。川が流れており、周辺にはスコッター(貧民エリア)が形成されやすい場所。川とか線路の近くは政府の土地であり、強制排除される可能性が少ない。強制執行しても、一晩で戻って来るので時間の無駄と諦められている。私有地だと、謎の火事で放り出されるケースは珍しくない。雨季に入り時折「雨」が来るせいか最近ビニールを張るようになった(豪華版ホームレス)、にしても子供の多さが目に付く。良く見ると、屋台も出て「食事」もOK。男連中は、ペディーキャブ(自転車にサイドカー付き)と廃品回収で稼いでいる様子。一昔前、政府が簡易宿泊設備を建設し彼等を移動させたが、数か月後には元の状態に戻っていた。理由は、その宿泊施設の周辺に稼げる種が無い為生きて行く事が出来ない。オーストラリアのNGOが、貧困層に対して行っているのが「自立プログラム」の一環で、ゴミの中から製品を作り出しマーケットで販売する。残念ながら成功した話は聞かない、NGOスタッフが付いている時は作業して物を作り、売りに出す。しかし、彼らが帰国してしまえば元の状態に戻ってしまう。ttps://siestacasajapan.com/ 


ドゥマゲティ暮らし、個人事業家。

2020-06-25 11:27:05 | フィリピン暮らし

お金が要らない生活は理想に見えるかも知れないが、お金の魔力はパワーの源泉。毎日何気なく消費するお金。物やサービスを得るだけでなく「精神的」に得られる物も少なくない。自分は未だ生きて行けるとか(ちょっと大袈裟)、そこで感じる安心感。「自給自足」これからのライフに欠かせなくなるのは間違いないと思われるものの、お金が入って来る「流れ」は作り込む必要あり。では、それをどの様に構築するか?生活必需品「移動手段」で考えると、ペディーキャブ(三輪自転車)フィリピンでは全国的に行われている地域限定移動サービス。近距離(10分程度)移動で、料金は20ペソ(約40円)。25人運べば500ペソ、首都圏での最低賃金に匹敵する。義理の妹は現在「25台」で回転させている、バウンダリー(貸賃は60ペソ)これが、彼女の収入。これの25台分、ざっと1,500ペソが1日の売上。ドライバーの実入りは500ペソ/日。彼等に聞くと、首都圏は仕事場で、住むのは近隣の安価な地域と言うのが大半(月に数回田舎に戻り、普段はペディキャブの中とか、グループでホームレス)。運営者になった場合、本体費用が使える中古で10,000ペソ(2万円)掛ける25台で50万円の投資。単純計算すると、毎日稼働で333日で元が取れる計算。多少の手直ししながら「本体」は5年使える模様。すると本体25台分は1年で元を取り、残り4年が利益分。ざっと計算すると547,000ペソ(約100万円)実際には、ナンバープレート申請料、修理代、その他も出て来る。商売として成り立つ理由は「人件費が安く豊富」「少しの距離でも歩きたくない国民性」この辺が上手く合致している。次は、バイクのサイドカーに付いて検証。ttps://siestacasajapan.com/