一句鑑賞

早く寝なくちゃ

都会ではいざ知らずでしょう

そのちょっと市街地から離れたというより、すぐお隣りには古くからの風習など残っているところはありますね。

秋祭りの季節です・・・

博多の筥崎宮では9月中旬に放生会(ほうじょうえ)、博多では「ほうじょうや」と言う人が大半ですが。

作物や生き物を糧にしている、その感謝を・・・例えば魚を水に返すとかして糧に感謝するということなんですね。

ところが食も満ち足りて、ややメタボサイズが気になる人々も多くなりまして・・・(笑)

どこが放生会なんだろうと、昔から思っていましたが・・・

それでいいのだと!

祭りっていうのは、生なんですね。

生きている証を多くの人と共有するとでも言うのでしょう。

生の真逆は死です。

この逃れることのできないものから人は日常の瞬時の間も少しでも離れたい、遠ざかりたい・・死にたくないとなるのでしょう。

そこに祭りという何でも有りをラッピングされると、死というものから解放される時が訪れてきたように感じているのではないかと、近頃は思うようになった。

食の糧の生物に感謝してとは・・どこの誰が仰ったのかは知りませんが・・・これは建前。

人はそんなものはお腹を膨らませてくれないと知っています。

というわけで、八幡放生会は各地の八幡宮で行われ人はその非日常に酔うのです。

 

死滅せるものへの悲しみ追悼とは別の、今を生きる我々の心を瞬時ではあるが愉悦の刻(とき)へ導くのでしょう。

 

放生会も季語・・・なんかその辺を詠めるといいのですが。

早く寝なくちゃ(笑)

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