上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

上海ライブ2014:早春の水郷「風jing」(3)-名所旧跡

2014年04月07日 06時00分00秒 | 上海観光
1.「施王廟」は明代1579年創建の道教寺院。清代の1904年に再建されています。

2.「丁聰漫画陳列館」丁聰(1916-2009年)は1930年代に活動を開始した愛国的漫画家だそうで、父親も有名な風刺漫画家でした。


ラジオやTVも一般的でなかった時代に「漫画」は大衆啓蒙に重要な役割を果たしたようです。

3.宋代の大邸宅「三百園」。



4.「三百園」は宋代の進士「陳舜兪」の住居で、彼は当時の農業副大臣でした。



5.「火政会」鎮の消防署。



6.ポンプ車などの展示


消防署前の運河には消防艇もあったそうです。

7.「人民公社旧跡」


毛沢東の掛け声で1958年から全国各地に人民公社が設立されました。

8.人民公社跡に残る「毛沢東のスローガン」


1981年1月にその活動は終了しましたが、今ではその活動が国家を消耗させたと厳しく批判されています。

9.古い「郵便局」もありました。「郵電」ですから郵便と電報、長距離電話の業務をしていました。


鎮の生活に密着した建物も残っていますね。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4L IS


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
haichaoluさんへ (上海・東京ベイビーのパパ)
2014-04-07 20:40:14
伝統的な中国建築から、近代までの風景を
満喫させてもらいました。



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上海・東京ベイビーのパパさん (haichaolu)
2014-04-08 08:39:38


古い江南地方の風景は心がなぜかなごみます。
日本人の心の原風景かもしれません。
交通の便が良くなれば、まだまだ新しい名所ができてくるでしょうね。
空気がよくなってくれると、また出かけたいです。

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Unknown (ごーさん)
2014-04-08 11:05:45
漫画陳列館の中にはその当時の漫画が展示しているんでしょうか。
消防ポンプ車も貴重ですね。

PM2,5の影響で威海も最近はどんよりとして遠くが霞んで見えます、環境汚染早く解決してほしいです。
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haichaoluさんへ (上海・東京ベイビーのパパ)
2014-04-08 19:22:53
とても心がなごみました。
まだまだ、上海近郊には
知られざる名勝が有るのですね。
それから環境が良くなることを祈ります。

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>日本人の心の原風景 (Hiroshi)
2014-04-08 20:04:14
漢民族の江南への侵入に際して押し出された越人が海を越えて稲を手に日本にやってきたという説があるくらいですから(笑)
blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3158/trackback
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ごーさん (haichaolu)
2014-04-09 08:49:55
素通りでしたので漫画館には入りませんでしたが、
有名な漫画家なのでインターネットでは一コマ漫画が紹介してありす。
TVの報道番組などに使われるで「高官の汚職」などや「日本の右傾化」などのような一コマ風刺漫画の流れですね。

やっと暖かくなったのですが、少し風邪気味です。
天気がよくても大気汚染では外出がままなりません。
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Hiroshiさん (haichaolu)
2014-04-09 09:23:33
福岡市は鎌倉時代に元寇を経験していますが、沈んだ船から救助された宋人捕虜が数万人いました。
鎌倉幕府は武家に配分し、彼らは奉公人として大切に迎えられていたそうです。
軍隊の中にも一部知識人もいたのではないでしょうか、火薬武器なども使用していますので彼らの文化水準は恐らく当時の日本人よりはかなり高かったでしょう。
元朝は「征服した宋の軍隊を消耗させるために元寇を行った」のではとの考察もあるようですが、
宋人の故郷こそ江南地方ですね。

後の忠臣蔵47士の中に元寇捕虜の末裔がいたそうですが、
仰るように日本人の中に江南人のDNAが残っていると思います。
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