「おひとりさま」の死のトラブルが続出中！ 知人、遠い親戚が大迷惑
現代ビジネス
子供がいなければ人生自由で簡単かと思えばそうではないのである。
文字の書けなかったみっちゃんの願いで私が綴ってみた みっちゃんの人生も
複雑で悲しかったり嬉しかったりの７１年間だったけれど
みっちゃん(22)
最後は介護認定待ちのままで 心臓が止まってしまった。
重度糖尿病で 腰椎すべり症で ゆらゆらとしか動けなかったのだけれど
そうなる何年か前には（インチキでない？）生活保護を受ける事が出来て
預貯金（そういえば隠し金と宝石はたくさん持っていたよぉな）潰しながらも
どうにか安気に暮らせていたのです。
親の反対で籍も入れないままの旦那様も 少々おつむの怪しい状態となり
そばにいる旦那側の沢山の兄弟とも折り合いが悪かったのですが
歌を歌う事と野良育ちのわんこうを飼う事が大きな楽しみでした。
その最後 心臓が止まりかかった時は
おつむの怪しい旦那は すぐ近所に住む姉の家に駆け込んだそうです。
その姉と言う人は大きな食堂兼飲み屋を母から受け継いで大儲けしている人で
世に言う 一筋縄ではいかん人 でありまして
『葬式はちゃんとすまして骨拾いもしたやったがよぉ！！』と私は言われ
（死んだとき それまで親しくしていたことを知っていたはずなのに私への連絡は無しでした）
「お骨は 今どこにあるのですか？」と聞く私に
『そんなもん知らんわよ！！役場がもっとんでっしょ！！わたしみっちゃんにお金貸しとんでねぇ。
家の中 見てみたいのに 役場が入れてくれんのよ・・・」と その時は言ってましたが。
結局 役所に聞き合わせに言った私には
「心配ないですよ。お骨は弟さんが受け取りに来てくれましたから
遠い所から来てくれたもので 残された荷物は・・・・」と言う事でした。
残された多くの荷物は いらないと辞退されたものか
生活保護のお世話になっていたもので 役所が受け取ったものか
例の姉様が こっそり持ち出したものか 不明のままですが。
幸せだったのは みっちゃんから聞かされていた８人兄弟の中
一人だけ仲良しだった弟さんが 連れに来て下さったことです。
きっと 父さん母さんと同じお墓に入れている事でしょう。
わが家族で母が先で その後 私が突然逝ってしまった場合は
なんだか怪しい弟と とても怪しい娘がいますので
どうにかすることでしょうよ。
焼き賃くらいは いつでも残してはあるけれど・・・
さてさて どうするのでしょうねぇ
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