今日、仕事が夜勤明けでお休みの息子が起きて来て
開口一番
「今日のお昼ご飯ある?夕べは無かったよね」と
「この頃さ、鬱っぽくてご飯作りたくないんだよね」
「大丈夫かい?」
「鬱っぽいだけで、鬱ではないから、どうもそういう傾向らしいって最近気が付いたんだよね
今日もこれから人権の研修で中学校へ授業参観に行くの。なんで私が?って思わないでもない(笑)断れないっていうか、断りたくないんだよね
お母さんの血引いているけど、お前はそういう風に考えちゃうところない?」
「俺もさ、なんでも断らないで引き受けちゃうところあるんだ
この間、何日も遅く帰って来たのは、PCでレポート作成頼まれて、自分の仕事が終わってから手伝って来たからなんだ」
そんなことを言う息子
そういえば、仕事場の車いすの修理やら、電球の取り替え、庭の草刈などなど・・・・・何でも屋のような働きをしている
家では何にもしない子なのに・・・・・・やっぱ外ではいい人してるんだなぁと心配になる
「そういう風にしていて疲れないかい?自分が大丈夫ならば人のためにするっていいことだけど
そのせいで自分が疲れすぎたらお母さんみたいになるよ。」
「昔は、前の仕事を辞めたころは、そんなところがあって、自分でどうしようもなくなって辛かったことあったけど
今は、自分がどういう性格で、だからここまでは大丈夫だってわかってやっているから心配しなくて大丈夫だよ。仕事も職場もあってるしね」
「お母さんは強い性格のばあちゃんに育てられたから、自分がこんなに気にする性格になったんだって思う。お前たちがお母さんのそんなところが似なければいいなって思って育てて来たけど・・・」
「うちはさ、お父さんがまったく人のことを苦にしない人じゃん。自分がやりたいことやって、ストレスない人だし。そんなのが半分交じってるから大丈夫だよ」
「それならいいけど、あまり無理していい子することないからね。お母さん、今元気ないからいろんなおかず作れなくなってるけど
、どうしても作れない時用に、レトルトのカレーとか用意しとくからごめんね」
「いいさ、ダメなときはしなくても、そんなにいろいろ完璧に作ることないよ。俺は丼料理好きだから1品あればいいさ」
と言った後、少し顔を曇らせてが言う
「俺もさ、実は・・・・・・今少し鬱っぽくて、、、、、、、
思考能力が足りなくて、元気がなくて、本当は介護福祉士の試験勉強やらなくちゃいけないってわかってるんだけどできないんだ」
「んん?なんだか雲行きが変だぞ?」
「まぁさ、こんな時にあまり無理しちゃだめだよね。。。。。。。だからさ、これから気晴らしにゲーム買いに行って来る」
気晴らしって・・・・さっきまで寝てたよな、、、、、勉強一切してないよな、、、、、、
息子の口角が上がってるように見えるのは気のせい?
「んん? それって、お母さんがお料理作れないのと、お前が試験勉強やらないのと、同じことでしょうがないって言ってるの?」
こんな子に誰が育てた?
似た者親子よね(笑)
息子が勉強しない言い訳に使われたらたまらないと(笑)
今日のお昼、頑張って1品料理だけど作りました(笑)
野菜だらけのドリア&春菊のお浸し
そして、断れない母は、ン十年ぶりに授業参観に出かけました
会場の中学校の校庭越しの景色です
断れないで来ましたが、来て参加してみると、普段の生活では味わえないだろう体験ができます
若い先生の研究授業で、見学の先生方(若い方が多い)も熱心です
掃除中の中学生は、みんな明るく大きな声であいさつをしてくれます
今どきの若いもんは・・・・とつい文句を言う側の年になりましたが
なんだ、なんだ、今どきの若いもんは、なんだか元気があっていいぞと感じ
爽やかな気分で帰宅することが出来ました
わが家の若いもんに隙を見せたら、また勉強をサボる口実を与えてしまうと・・・・・
夕飯も1品料理です(笑)が作りました~
中華丼(もらった青梗菜にもらった桜エビ、残り物の竹輪など)にめんたいイカに味噌汁
今、わが家の若いもんの部屋から、ゴ~ンゴ~ンとゲームの音が聞こえてくるのは・・・・・・・・・気のせいよね?