日々の音楽と学習

ライブやCDの感想と医学関係の話題。

COUNTDOWN JAPAN05/06 その5(12/30)

2006-01-01 20:02:42 | 音楽
DJブースから急ぎ、12/30終盤になって初めてEARTH STAGEに足を踏み入れる。既に音は鳴っており到着したときに丁度"HIMITSU GIRL'S TOP SECRET"がスタート。

POLYSICSと同様にZAZEN BOYSも夏に聴いた以来だった。圧倒的な音の支配力は一体どうした事態なのだろう。音の集約点を求め、グルーヴを突き詰めた結果がこうなのか。バンドの持つ空気/間どれをとっても凄みが感じられる。

四人ががっぷり四つに文字通り向かい合い、さらに音の集約点を探るが如く音を鳴らす。客の方をみて四人並んでとは程遠い。がっつり組み合っているその姿は本当にカッコがいい。
四人はライブ中、繰り返し対峙し密度の濃い音を練り上げる。それはエンターテイメント性とは程遠いのだけれど、惹き付けられ、胸に迫るものがあった。

曲の合間でギターのカシオマンが変なダンスを踊ったりと変なお遊びはそれで健在なのだけれど、従来の曲のアレンジは大幅に変わり、知っている曲なのだけれど本当に新鮮だった。最近のライブではあまり演奏していなかった"COLD SUMMER"では暮れの幕張で「線香消えたら、先祖が盆に返れない」と歌ってみたり、先の読めない向井らしさも健在だった。

音楽面での変化は、向井のキーボードだが、音がまるでクラフトワークの"TOUR DE FRANCE"のようだ。ツェッペリン的な要素とクラフトワーク的な要素なんてまるで異質なものが同居する世界は奇妙ではあったが、格好が良いものはしょうがない。

向井はBRIGEの記事の中で「売れなくてもいい」と、その売れる売れないで渋谷陽一と議論をかわしていたがこれだけの音を鳴らしていて売れないわけがないと思った。

SET LIST
1:USOARAKE
2:HIMITSU GIRL’S TOP SECRET
3:HARD LIQUER
4:FRIDAY NIGHT
5:COLD BEAT
6:CRAZY DAYS CRAZY FEELING
7:COLD SUMMER
8:半透明少女関係


最新の画像もっと見る