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ROCK IN JAPAN FES 2006■8/6 その4

2006-08-13 14:48:00 | 音楽
ROCK IN JAPAN FES 2000

台風の中、実質上の大トリとなり、それ以来FESへ参戦していなかった吉井和哉が盟友菊地英明(ex. THE YELLOW MONKEY)を伴って2006、参戦を決めた。

台風の中、活動停止(実質上の解散)前夜の妙に振り切れたTHE YELLOW MONKEYのステージはそのファンの動静については批判があったものの、当時非常に評価が高く、感動的だった記憶がある。
そんな雨男たちの参戦だったが天気は快晴。あの年、スタンディングゾーンを埋め尽くした観客も後方は人陰まばらで7年の歳月の重さを感じた。

しかし、往年のファンを中心にステージ前方は盛り上がりを見せる。ところどころに矢沢栄吉のために場所とりをするリーゼントや白いスーツ、E.YAZAWAタオルに身を固めた矢沢ファンの姿がみえた。

新曲/シングル曲を織りまぜて、ライブは進む。本当にこの人はライブ巧者だ。徐々に後方から人が増えてくる。わりと静かな曲から徐々にテンポの速い曲へとシフトしていき場の雰囲気も徐々に熱を帯びてくる。それまで腕を組んで微動だにしなかった永ちゃんファンもリズムをとっている。気が付かない内に回りも取り込まれていく。

"ROCK IN ON JAPAN最高です"
と雑誌名の方を言ってしまう吉井和哉。「仕事して大変だけど、週末はリフレッシュしようぜ」と
いう気持ちを込めて送りますと"weekender"歌詞は結構生活の匂いがする。そこから「ありがとう」といったあと"final countdown"少し短い気がしたけれどこれで終わりなのだろうと思っていた。回りも盛り上がり、少々永ちゃんファンは窮屈そうだ。

"final countdown,final countdown,down,down・・・・・・"
終わりと思ったそのとき、信じられない言葉が吉井和哉の口から飛び出した

"LOVE LOVE SHO~W"
回りはまるで爆発するかの如く、人が前に詰まる。悲鳴にもにた歓声と怒号が響く。ただただ感無量だ。まさかこの場所でこの曲を聴けるとは・・・イエモンの曲をやることに対しては色んな見方があると思うけれど、奥田民生や向井秀徳にしたって自分の曲なんだしという姿勢だし良いと思った。カメラが全体を映す。後ろまで人がびっしりだ。

吉井和哉が客にマイクを向ける、自然と大合唱が起きる。随分前の曲なのにみんな歌えるのだ。曲が終わった後、「6年も前なのに、こんなに盛り上がるとは・・・」ともらしていた。それだけみんな待っていたのだ。

ふと横を見ると永ちゃんファンの一団がもみくちゃにされた後で「まいったねこりゃ」といった顔でにが笑いしている。

最後は「オレを育ててくれたrock in on japanと渋谷陽一にささげます」
といってから「バラ色の日々」

2000年、「雨も風も強くて、俺たちもコレと似た状況にいるけど頑張っていこうと思ってます。みんなも頑張っていきましょう」といってはじめた「バラ色の日々」は大合唱の内に幕を閉じた。


<SET LIST>
1.2:新曲2
3:tali
4:call me
5:BEATIFUL
6:weekender
7:finalcount down
8:love love show
9:ばら色の日々 


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