車椅子シーティングについての勉強会に参加。
私がいる病院は建物も古く、それと同じ位車椅子も古い。
急性期病院であるため、車椅子も生活のツールと言うよりは、例えばレントゲンを撮りにいく等の移動手段としての位置付けが強い。看護師/看護助手の認識もそんな感じだろう。一人一人分の車椅子はなく、基本的に共用。小さなおばあちゃんも、大きい高校生も。問題点として認識があまりされていない。靴の大きさがあわないのと似たことなのに気がつかない。ブカブカな靴、窮屈な靴。問題が無いわけがない。
ツールの損耗も進んでおり、
タイヤまる坊主
アームレストが無い
介助用のハンドルの持ち手が無い
スリングシートが歪んでいる
等など。頭の痛いことも多い。
今回の勉強会は、現状の医療施設で一人一人にあわせたモジュラー型車椅子の導入が進んでいない点を背景に普通型車椅子にいかに工夫をして、ようやく車椅子座位が可能なレベルの方に適合をしていくかという非常に興味深いもの。
これまでの取り組みはいかに、本人にあった車椅子を提供するかという視点だっただけに、普通型をいかにモジュラーに近付けるかという試みは非常に新鮮だった。参加者も多職種に渡り、様々な視点からお話しが伺えた。
特に今まで自分の視点になく、勉強になったのはスリングシートのたわみにより坐骨にかかる圧が左右で違うという点。圧を測る機械で測定したところまっすぐ座っているつもりでも左右で圧が大きく違ってくる。褥創の予防への取り組みとしても、不良姿勢予防のアプローチとしても非常に参考になった。
勉強会の会場近くでは隅田川の花火があり、終了後は窓から見える花火を見ながらお酒を飲むと言うなかなかシャレた演出もあって吉であった。
私がいる病院は建物も古く、それと同じ位車椅子も古い。
急性期病院であるため、車椅子も生活のツールと言うよりは、例えばレントゲンを撮りにいく等の移動手段としての位置付けが強い。看護師/看護助手の認識もそんな感じだろう。一人一人分の車椅子はなく、基本的に共用。小さなおばあちゃんも、大きい高校生も。問題点として認識があまりされていない。靴の大きさがあわないのと似たことなのに気がつかない。ブカブカな靴、窮屈な靴。問題が無いわけがない。
ツールの損耗も進んでおり、
タイヤまる坊主
アームレストが無い
介助用のハンドルの持ち手が無い
スリングシートが歪んでいる
等など。頭の痛いことも多い。
今回の勉強会は、現状の医療施設で一人一人にあわせたモジュラー型車椅子の導入が進んでいない点を背景に普通型車椅子にいかに工夫をして、ようやく車椅子座位が可能なレベルの方に適合をしていくかという非常に興味深いもの。
これまでの取り組みはいかに、本人にあった車椅子を提供するかという視点だっただけに、普通型をいかにモジュラーに近付けるかという試みは非常に新鮮だった。参加者も多職種に渡り、様々な視点からお話しが伺えた。
特に今まで自分の視点になく、勉強になったのはスリングシートのたわみにより坐骨にかかる圧が左右で違うという点。圧を測る機械で測定したところまっすぐ座っているつもりでも左右で圧が大きく違ってくる。褥創の予防への取り組みとしても、不良姿勢予防のアプローチとしても非常に参考になった。
勉強会の会場近くでは隅田川の花火があり、終了後は窓から見える花火を見ながらお酒を飲むと言うなかなかシャレた演出もあって吉であった。