総勢8バンドの共演となったONE HITTER!! vol.1に参戦。
時間にゆとりを持って渋谷へ到着。時間があったのでTOWERRECORDを覗いてみる。自宅から一番近いTOWERRECORDでは予約も扱い予定数に達し、今後入荷予定がないと言われた"PIXIES LIVE AT FUJI-ROCK'04"を探してのことだ。地元では完売だったものがレジ前に10個以上置いてある。絶対的な流通量の差を感じながらAXへ。道すがら「気志團ちゃん」ファンの物凄く長い行列を横目に歩く。
今日のイベントはFES以外でこんなに出演者が多いのは初めてで、到着してから改めてビックリする。16:30開演、21:30終演、まさに長丁場だ。運良く最前を取れてしまい、下手に動けず疲れる。ビールも買いに行けず、酒無しでのライブは5年ぶりとなる。
出演者は出演順にO-front,BaseBallBear,SPALTA LOCALS,東京60WATTS,THE BAND APART,フジファブリック,Jackson Vibe,Hermann H.&The Pacemakers、この面子でチケット2500円だから頭が下がる。
まずは0-frontから。
ややバンプ風の歌声に静と動の凄くはっきりしたサウンド。爽やかながら天性と言えるような疾走感があって凄く気持ちが良い。カッコつけた感じでなくごく自然体。これが凄くかっこいい。
世間的には全然無名のバンドだろうし、私自身も名前を聞くのも初めてだった。機材の片づけを自分達でやったり、物販のところで自らチラシを配ったりと「本当にこれからのバンドなんだな」と思わせた。CDを買おうと思って本人達に聞いてみたが今日は扱いがなくタワー等にあるので宜しくと丁寧に言われ、好感度は大だ。
BaseBallBear
ライブ仲間が「NUMBER GIRLのパクりバンド」と日頃言っていて、かえってどんなモンか気になっていたバンド。4曲やったが似ていたのは1曲のみで、「言うほどかな?」と思った。彼等をパクリとするならアジカンもスパルタもパクリと言うことになる。
ただ、同じくNUMの影響を色濃く受けたバンドであるアジカンやスパルタと比べ独自の強烈な個性が少ないのも確か。そんなに盛り上がらなかったせい?か、ギターパートの人が自分のギターを叩き付けてぶっ壊す。後から出てきたバンドにそのことをちくちく取り上げられていた。
SPALTA LOCALS
"東京バレリーナ"からスタート。見るのは去年のCOUNT DOWN JAPAN FES以来だ。相変わらずのキンキン声で祭り囃子に特化したサウンドを叩き付けてくる。ボーカルのぶっ壊れ具合が客をヒートアップさせる。前2バンドは今一つ盛り上がらなかったがようやく温度が上がってくる。それにしても「マイノリティー、マイノリティー、クルクル回るんだ~♪踊ろうぜ~」歌詞のユニークさがたまらなく良いのである。
東京60WATTS
初めて聞く。黄色い声援が飛ぶ、今日は非常に女子率が高いのだがコヤツらの所為でもあるらしい。犯人?はおそらくこのバンドとJacson Vibe,Hermann,フジファブリックとみられる。
ただ、曲は非常に分かりやすい曲でわりと盛り上がる。