日々の音楽と学習

ライブやCDの感想と医学関係の話題。

空手バカボン/シンセサイザーズ

2006-02-28 00:08:06 | 音楽
一月振りの更新。
ライブにはよく行っていたのだけれど、身辺が慌ただしくアウトプットをしている余裕がなく日々が流れてしまっていた。事態はさほど変化無いが書きたくなったので書くことにした。

このところ行ったライブは
2/11 JAPAN CURCUIT
2/15 ZAZEN BOYS(代官山UNIT)
2/21 吉井和哉
2/26 空手バカボン/シンセサイザーズ

上では、吉井和哉を5年ぶりに見て、感慨深かったり、夏FESに出ると言っていたので楽しみにしていたりするのだけれど、今回は空手バカボンについてお届けする。

伝説的に知っていた「空手バカボン」これが十年ぶりに復活する。
空手バカボンは、有頂天:ケラと筋肉少女帯:大槻ケンジ/内田の面子なのだけれど、大槻/内田の関係が悪化し筋肉少女帯の解散に繋がったと言われているだけにファンの中では「仲直りイベント」と捕らえる向きもあったよう。

開場に入るととにかく平均年齢が高い。吉井和哉なんて可愛いものだ。30歳台が大方を占めている。そして、他のライブではkid-Lから売切れていくT-シャツがS→M→kids-Lの順で売り切れていく。ナゴム系なので当然女性が多い。コレは何を意味するか・・・あえて書かない。

時間ぴったりに大槻・ケラ・内田の面子が登場するが、格好はYMOの「ソリッドステイトサウ゛ァイウ゛ァー」の人民服に帽子のコスプレ。これで往年の80年代前後のテクノサウンドにかってに歌詞を付けて歌い「最後のテクノバンド」と自称する。本当に只のネタなのだけれど面白い。

かつてはカセットの音にあわせていたそうだが、時を経て現在はiPodを使用している。
本人たちは「カラオケ」といっていたが、かろうじて作詩はしているようなのでハヤシの当て振りよりはマシかもしれない。

私自身はPOLYSICSハヤシのDJで曲が流れているのを聴いたことしかないのだけれど、本当に馬鹿馬鹿しくおもしろい。FESとかでやったら20台前半にも案外受けるかもしれない。ハヤシDJの原点はまさにここにあると感じた。

YMOのRYDEENに歌詞を付けて、「来るべき世界」という題で
「テクノ~テクノライディーン~人民服に着替えたぜ、シンセもアンプもばっちりだ!」
なんて大槻ケンジとケラが濁声で歌っている。

この「来るべき世界」は音源として発表できないそうだ。わざわざ、高橋幸宏にお伺いを立てたが黙殺されたらしい。高橋幸宏自体が「RYDEENはもうこりごり」と再三色んなところで言っているのだから、それは黙殺されるだろうなと思った。キングクリムゾンにも黙殺されたらしい。

「来るべき世界」はFESで絶対受ける。仲直りの握手もべたな演技の中したことだしRISINGあたりに是非出て欲しいもの。