マークスの山 上

昨日　読み終えた本
マークスの山　上　　高村　薫

先日　読んだ　「冷血」が良かったので　同じ作者を続けて読んでみた。
南アルプスの殺人事件
東京での連続殺人事件　元やくざ　と　検察官
健忘症の男、、、

昨夜　ついつい　遅くまで読みふけってしまった。
まだ　物語に大きな進展はないが　引き込まれる。


１年のなかで　今週　１週間が一番寒い時期らしい。

朝は寒いが、帰りの時間はだいぶ陽がのびている。
子供が　サッカーをしているぐらいだから。

今日の仕事中　ふと　考えた。

どんな人でも不公平なのが世の中

金があるか　ないか？
暖かいところで生まれたか、寒いところで生まれたか？
肌の色の違い。
食べるものが豊富にあるか　ないか？

だけど　どんな人でも　平等なものが　たった　一つだけあった。
それは　時間だ。

金持ちも貧乏人も、白人も黒人も中国人も、キリスト教でもタリバンでも
海の中でも山の上でも、砂漠でも　地下街でも、
何処にいても　時間の経過は一緒だ。

早いか遅いかは　その時の気分で変わるだけ。


だから　仕事のできない　Ｔさんをみていると、
彼だけ　動きが　コマ送りに見える。
同じ仕事を　Ｆさんがすると　急に３倍速にみえる。

そう　結局　仕事ができるということは、「早い」ということだった。

どんな仕事でも　時間さえかければ、誰でもできるのだ。

ただ　それが　早くできるから　優れているのだ。

ちょっと　難しいことだが、理屈は簡単だった。

プロは素人より　同じことが早くできる。
それだけだ。

だから　時間が大事。
時間は誰でも同じだから。

なんか　凄いことに気が付いた。

今日も好い日だった。