無人島のふたり

昨日　一気に読み終えた本

無人島のふたり　　１２０日以上生きなくちゃ日記　　山本文緒

昨年１０月に亡くなった作家が　４月に末期の膵臓癌と診断されて

５月末から　９月末まで　亡くなる直前までの　日記

放射線治療をやめて　緩和ケアを選んだ　女性

想像以上に抗がん剤治療は辛いらしい

癌で死ぬ前に　抗がん剤に殺されると　書いてある

それから　軽井沢の自宅で　夫と２人
　
なんとか　余命　４ヶ月と診断されてから　それ以上生きようとする　日常を綴っている

治療をしないから　ほとんど　夫と２人で家にいる

それを　無人島　と　たとえ　たまに来る　見舞い客　や　訪問診療を　本島からの　連絡船　と言う

もちろん　痛み　吐き気　高熱　などで　苦しむ事も　多いが

冷静に自分を見つめ　日記を残し　それを発表するのは　さすがに　直木賞作家

自分とは　１歳違い

共に　闘病生活を支えた　夫の気持ちも充分くみ取れる

最後の　作品は素晴らしかった



「おでんで　白飯は食えないですよ」　と　BIGは言うが　こんなにおいしい物を　前にしたら　そんな事は　言わせない

味がしみて　柔らかくて　



おととい　と　ほとんど同じなんだけど　別の色になった


今日の３GOODTHINGS

出来た事

急遽　午前中に　作業を替わって行った事

楽しかった事

迷惑住人　ＦＪＫと　同時に部屋を出たこと

うれしかった事

昨日のブログが　Ｙさんに好評だったこと


このブログは　もう　ほとんど　Ｙさんの為に書いているような物だから


ある意味　ここは　無人島