老後とピアノ

大人になると　１年が早く感じられる

なんで？

それはね

人生にトキメキがなくなるから


子供の頃は　毎日が初体験の連続

それに　興味を持ち感動して　

毎日の漢字小テストの結果に一喜一憂して

運動会や遠足なんか　もう　楽しくて楽しくて

給食が終われば　校庭で遊んで

算数の公式も　歴史の年号も　何でも吸収していたから

１日が　長かった


だんだん　擦れてきて　月日が過ぎるのが　ほぼ　感覚と一致するのが　１９歳くらい

ああ　来年　本当に大学生になれるかなあ

ああ　もうすぐ受験だ

ああ　やった～　合格したぞ　補欠だけど

１年が充実していたなあ


それから　４０年

ここ数年は　毎日同じ事の繰り返し　

それが　気持ちよくなり　感激も興味もなくなる

トキメキがない

どうやって　忘れないようにするか、、、、


そう　今朝のチコちゃんに叱られる　で　教えられた


今日　読み終えた本

老後とピアノ　稲垣えみ子

これは　読んでよかったなあと思える本だ

５０歳で朝日新聞を退社した筆者　以来　夫なし、子なし、冷蔵庫なし、ガス契約なし

そして　ピアノを４０年ぶりに習い始めた

私にとってピアノは　老い方のレッスンなのかもしれない

どれだけ衰えても　ダメになっても　今　この瞬間を楽しみながら努力することが　出来るかどうか試されているのだ

登っていけるかどうかなんか関係なく、ただ目の前の事を精一杯やることを幸せと思うことが出来るのか？

もし　それができたなら　これから先　長い人生の下り坂がどれほど続こうと、何を恐れることがあるだろう


心の置き所

ミスすると　驚いて　動揺し　これからどんなひどい事になるのか　懼れ（おそれ）

努力など所詮は　無駄だったのではと疑い　自分が信じられずに　出口のない迷路に入り込む


そう　すべては　自分の中の　ノイズ　　敵は自分のなかにいる



ピアノ始めよう


昼過ぎに　Yさんと　また　洗車に行った

シャンプー洗車

おお　また　綺麗になったぞ～


今日の３goodthings

出来た事

旧車の駐車場代　５ヶ月分　２２，０００円　オーナーに支払いをしたこと

楽しかった事

洗車

うれしかった事

Ｖドラッグで　元店長と勝手に思い込んでいる　ちょっとこ綺麗で長身の女性が隣で袋詰めしていたこと