kouheiのへそ曲がり日記

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マスターズ・フロム・ザ・ヴォルツ

2005-08-24 10:46:00 | 日記
エマーソン、レイク&パーマーのデビュー当時のコンサートの模様を収録したDVDを買った。
いやぁ~、3人とも若い!(笑)

レイクとパーマーは比較的安定した演奏を披露してくれているが、キースの狂い方と言ったら・・・、僕も歳なのであろうか?呆然としてしまった。

ハモンド・オルガンを飛び越したり、オルガンを抱きかかえてスピーカーに近づけてフィードバックをやったり、オルガンに飛び乗ってナイフを鍵盤に突き立てたり、ステージ上に寝転がって自分の身体の上にオルガンを倒して逆向きに弾いたり、もう無茶苦茶である(笑)

たしかこの映像には見覚えがある。
あれは・・・中学3年生の頃だ。
NHKで観たはずだ。

当時の僕はエマーソンのプレイに気が狂いそうになるほど魅せられたものだがなぁ・・・。
このDVDを観た僕は、何と言うか・・・少しひいてしまいました。
あぁ、歳はとりたくないもんじゃて(爆)
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大声をだせない女の子

2005-08-23 11:19:00 | 日記
ある日の通院日のことである。
ナース・ステーションにいた医療事務の女の子が患者の名を呼んだ。

「○○さ~ん、○○さ~ん」

すると、腰の曲がったお婆ちゃんが返事をした。

「はい」

女の子と面と向かったお婆ちゃんは、何度も「えっ?えっ?」と繰り返し、「私、耳が遠いもんで、大声で言ってください」と言った。
女の子は何度も何事かを言うのだが、お婆ちゃんには聞こえない。

この女の子とお婆ちゃんには申し訳ないが、僕は思わず微笑んでしまった。
いつも笑顔を絶やさないこの女の子は、大声をだせない性質のようだ。

大声をだせない女の子、現代日本にもいるんだね(笑)
普段物静かな女性が、ここいちばんというときに啖呵をきると、かっこいいと感ずるときもあるが、やはり僕は大声をだせない女の子が好きだ。
女性差別・・・かな?(笑)
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産学協同

2005-08-21 07:27:00 | 日記
大学とは、読んで字のごとく、学問をするところである。
断じて金儲けの片棒を担ぐところではない。
なぜ日本人て、こんな基本的なことが分からないのであろうか?

大学の前半2年間は、人文科学系であろうと社会科学系であろうと自然科学系であろうと、徹底的に哲学を習得させるべきである。
哲学的基礎があってこそ、科学研究は実のあるものとなるからである。

とくに社会科学においては、哲学的素養のない者がメスを振るうと、社会科学とは名ばかりの非ニンゲンガクに堕してしまう。
社会とは、血肉をもつ具体的実体としての個人によって形成されている、という真理が捨象されてしまうのである。

とにかく産学協同などというものは、エコノミック・アニマルだから思いつく低次元の発想にほかならない。
金儲けにすぐ結びつかない哲学や人文・社会科学系の学問の予算は、どんどん減らされるのだろうな・・・。

そういうことをしていると、やがて国がつぶれるということを、僕は予言しておきます。
まぁ、こんな国いつ潰れても構わんがね(笑)
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生産諸関係に基づかない精神論は無意味

2005-08-19 11:09:00 | 日記
一般的に信仰をもつ人は、マルクス主義を目の敵にする。
なぜならマルクスが「宗教は民衆のアヘンである」と言ったからだ。

だが、この言説は誤った言辞である。
宗教がイデオロギーであるのは、それがマヤカシだからではなく、それが非弁証法的な意識だからである。

宗教は、宇宙とはこんなものである、人間とはこんなものである、真理とはこんなものである等々と、決めつけてしまう。
時間とともに万物は流転する、という弁証法的意識が欠落している。

そこで重要なのは、万物が流転することの根本は、土台(生産諸関係)の変化にあるということである。
土台の変化に伴って、上部構造および社会意識諸形態が変遷していくのである。

土台を無視した精神論は無意味である。
このことは、バブル景気に浮かれていた頃の企業の「文化的言辞や活動」と、現在の家族主義的経営の放棄、リストラの断行等々を比較検討してみれば、誰の目にも明らかであろう。

若人の諸君、土台を無視した精神論など、耳を傾ける必要はありませんぞ。
そんな暇があったら、屁でもこいて、昼寝でもした方がよっぽど有意義である。
P○P研究所とやらがありますな、まったくバカバカしい(笑)
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村上春樹ワールド

2005-08-18 10:57:00 | 日記
こんなもの・・・どこが面白いのだろうか・・・?
ありえない女性との、ありえない機知に富んだ会話・・・。
あまりにもキザったらしくて、僕は何度もゲンナリしてしまったのだが・・・。

安部公房の小説は、どんなに非現実的な状況を描いていても、そこで繰り広げられる物語の進行は紛れもなく「現実的」であった。
読む者にたしかな現実の手ごたえを感じさせるものであった。

だが村上春樹の小説世界は、不思議であるだけで、ちっとも「現実的」ではない。
洒落た料理を作る主人公、ウィットに富んだ美女との会話・・・どれもがマスターベーションにすぎないような気がする。

まぁ、御伽噺と割り切って読めば、それなりに楽しめるのはたしかであるが・・・。
僕のような中年男には、御伽噺は不要なのである。
切ない「現実感」、これこそを虚構の世界に求めるのだ。

そりゃ~、美女とあんな洒落た会話が出来たら楽しいだろうけどね(笑)
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