kouheiのへそ曲がり日記

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産学協同

2005-08-21 07:27:00 | 日記
大学とは、読んで字のごとく、学問をするところである。
断じて金儲けの片棒を担ぐところではない。
なぜ日本人て、こんな基本的なことが分からないのであろうか?

大学の前半2年間は、人文科学系であろうと社会科学系であろうと自然科学系であろうと、徹底的に哲学を習得させるべきである。
哲学的基礎があってこそ、科学研究は実のあるものとなるからである。

とくに社会科学においては、哲学的素養のない者がメスを振るうと、社会科学とは名ばかりの非ニンゲンガクに堕してしまう。
社会とは、血肉をもつ具体的実体としての個人によって形成されている、という真理が捨象されてしまうのである。

とにかく産学協同などというものは、エコノミック・アニマルだから思いつく低次元の発想にほかならない。
金儲けにすぐ結びつかない哲学や人文・社会科学系の学問の予算は、どんどん減らされるのだろうな・・・。

そういうことをしていると、やがて国がつぶれるということを、僕は予言しておきます。
まぁ、こんな国いつ潰れても構わんがね(笑)

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