kouheiのへそ曲がり日記

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怨憎会苦

2006-11-29 16:41:00 | 日記
おんぞうえく、と読む。
嫌な奴と出会わねばならないのは、どうしようもないことだ、という意味である。

僕にもある、怨憎会苦が・・・。

Nさえいなければ、僕の人生は今と大きく異なっていたことであろう。
Nさえ、Nさえいなければ・・・Nが違う専攻を選択していれば・・・。

いやいや、いまさらそんなことを言い続けたって一文にもならない。
釈尊の時代から、否、人類がこの世に現れた頃から怨憎会苦はあるのである。
嫌な奴と出会うのは避けられないことなのだ。

よ~く思い出してみよう。
ほらほら、いい奴にもたくさん出会ってきたではないか!
いい奴がいれば、嫌な奴もいるのは理の当然である。

おそらく潜在意識に「憎むことは悪いこと」という方程式があるからいけないのだ。
憎けりゃ憎めばいい。
論語にも『子曰(いわ)く、惟(た)だ仁者のみ能(よ)く人を好み、能く人を悪(にく)む(里仁3)』とある。

孔子は「愛すべき人を愛し、憎むべき人を憎むのが最高の人格者だ」と述べているのである。

ただ・・・問題は憎み方である。
自分や他人を傷つけるような憎み方をしてはいけない。
kouheiがあんなに憎んでいるのだから、Nって人はよほど酷い人なんだろうね、と言われるようにならなければならない。

・・・そのためにも自分の人格の陶冶に努めなくてはね・・・ふぅ、しんどいけどがんばろ(微苦笑)