kouheiのへそ曲がり日記

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ディレンマ

2006-11-14 15:47:00 | 日記
故H教授が僕のプライバシーを盗撮・盗聴によって侵そうと決意したのは、僕が次のように言ったからだ、すなわち、

「僕は神によって選ばれた芸術家ですよ、それが芸術のげの字も分からない根性の卑しい低俗な凡人である、おべっか使いのNらと同等というのはどういうことですか?」・・・と。

そのとき故H教授は、何か生まれて初めて見る不可思議なものを目の前にしているような表情をしていた。

だが、僕を病蹟学のモルモットにしていたK大学の連中の結論はこうだった、

「kouheiは、化け物だ!」

であるから、当然次のような見解が出てきたわけである、

「ちょっと待ってください、我々は自分が普通だと思っているからkouhei君を『化け物だ』と言っているわけでしょ?kouhei君は自分が普通だと思っているから我々のことが『人間の容をした猿』にしか見えないのだから、どちらを普通の基準とするかで我々とkouhei君は異なっているだけで、我々とkouhei君はまったく別次元に生きているという点においては、我々とkouhei君の意見は一致しているのではありませんか?」

僕に濡れ衣を着せたNやO助教授、僕のプライバシーを侵害した故H教授らを僕が許したのは、僕が「芸術家」であり、下等動物に対して何らかの感情をもつことさえクダラナイと考えたからであった。

しかし仏教の教えに目覚めた最近の僕は、僕とNもO助教授も故H教授も、一列平等であると思っている。

平等であるなら、彼らを許すためにはそれ相応の償いをしてもらわねばならぬ。
僕のプライバシーを侵害していた奴らは誰一人責任を取っていないのである。

誰一人償いをしないのなら「僕は特別だ!」を是としてもらわねば困る。
「僕は特別だ!」を決して許さないというなら、冤罪によって僕を陵辱したことについて、皆に命をもって償いをしてもらわねばならない。

さて僕は「特別」なのか「同列」なのか?