フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

ハルシュタットへ

2013-10-18 14:37:00 | 旅行
夜中に雨が降って、朝起きたら、山に雲がかかっていました。

街のすぐ北と南は山。なんだか不思議な光景でした。

一路ハルシュタットをめざします。世界遺産の街だそうで。心配はお天気。
途中ザルツカマングートの街と湖を通りすぎ、(どこも寄らなかった)13時頃到着しました。

宿をハルシュタット湖の対岸の方にとっていたので、まず宿に荷物を置かせてもらおうと行ったらチェックイン前で置けず、結局また車でハルシュタットの街に戻り、駐車場に停めました。
この町、旧市街は車の乗り入れが禁止で、駐車場がけっこう遠いところにあります。3箇所あり、一番近いところでも歩いて10分くらい。
車を降りると、心配していた雨が降ってきました。。。けっこう、ひどい。
ストラスブールでは強い雨はしばらくすると通り過ぎるんですが、この雨は一向に止む気配がない。
雨宿りしながら、とりあえず旧市街の方へ歩いていきました。

ホテルのカフェで一休みし、もう14時すぎてたので、大人は軽く、(私はケーキ)子供達はパスタを2人で分けて食べさせました。
雨が止んできたので、船でクルージングをすることに。
湖の南側のクルージングは50分間、私達の宿のある対岸の駅(鉄道がある)やその隣の駅に寄りながら一周します。
北側も全部行くのもあるんだけど、それは80分らしいです。

晴れていたらとてもいい景色だったんだろうけど、、、。

四方を山に囲まれた湖の村で、通りが面白いことになってます。
平地は湖側のごくわずか。そこにメインストリートやホテル、教会があります。

ちょっと小径に入るともう階段。その階段の途中にドアがあってそれぞれのお宅。
そして急斜面に家が建っているので、屋根裏部屋から家の裏手の通りに出られたり、、、。

狭い村なので一番の問題は墓場。
土地を広げることができないので、埋葬されてから10~20年たつと掘り起こされ、その空いたスペースに別の方を埋葬する方法がとられてきたそうです。
その掘り出された頭蓋骨にその人の名前、生まれ年亡くなった年を書いて一箇所に集めておかれています。
日本人観光客も意外と多く、日本語の説明書きもおいてありました。
最近では火葬を行うようになったので、埋葬希望者は減っているそうですが、それでも熱心な信者はまだこの墓地に埋葬を希望される方もおられ、今年亡くなった方のお墓もありました。

そして夕食は、ネットで調べていたホテルレストランへ。サイトはココ
魚料理がおいしいと評判で、このハルシュタット湖でとれるお魚を頂きました。おいしかったです。日本語メニューもあります。
ホテルもココにすればよかったなぁとちょっと後悔。

また雨の中駐車場まで戻り、宿へ。ズブヌレですた。。。