このロボットって「中華キャノン」と云う名前と「先行者」という名前があるのですね。
調べてみると
中国の国防科学技術大学で開発された言語能力を備えたロボットで
そのデザインがあまりにもへなちょこだったので
日本国内のネットで評判になり
中華キャノンというキャラクターとして
一人歩きしてしまったというところでしょうかw

ということで脱力系の馬鹿にされたような扱いを受けるデザインですが
最近の日本のメカデザイナーではひっくり返っても生み出せないような
魅力にあふれています。
格好良さを求めない独自性。
目、鼻、耳と最低限の顔のパーツが無機質な表情を出し
華奢な骨格で弱そうだけど
兵器としてみると
無表情さが冷酷ににじみ出てきそうな存在感。

このロボットに比べると
日本産のロボットの角や羽や角ばった指、長い脚、ビームガンや盾が
商業的な媚に見えてきてしまうのです。
そこまで褒めた物じゃないかもですが
こういうシンプルなデザインが
ロボットがロボットである必要性を感じるのは私だけでしょうか。。。