静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

研究所の講義(サバ)

2022年05月30日 15時31分49秒 | 授業・講演

5月30日 月曜日

漁業高等学園と同じ焼津市内に静岡県水産・海洋技術研究所の本所があります。

毎年、水産技術の講義では研究所の研究員や普及指導員さんに講師を依頼しており、今年度1回目の授業が行われました。

今回のテーマは「サバ」です。サバには、マサバ、ゴマサバ、大西洋サバ(通称:ノルウェーサバ)の3種があります。 このうち、日本の漁船が漁獲しているのはマサバとゴマサバで、ノルウェーサバは輸入されたものが塩さばなどに加工されて流通しています。

これらのサバが、どこでどんな漁法で漁獲されているのか、その生態や資源の状態など漁師としても知っていてほしいことを中心に講義が行われました。

この後も、カツオやイワシなど本県の水産業にとって主要な魚種について、研究所職員による講義をお願いしています。1学期の内に漁業と魚のことを勉強して、自分がどんな漁業に就きたいのか考える参考にしてもらいます。

 

来年度、入学希望者向けに学園の見学説明会を実施します。

園長が学園生活を御説明し、施設を御案内します。また、学力や寮生活に対する不安など、皆さんの心配、疑問にお答えします。

6月の開催日は6月25日(土)と6月26日(日)です。それぞれ午前の部09:30~12:00と午後の部13:00~15:30があります。

ご参加いただける方は開催日の4日前までに申し込みをお願いします。

ホームページ(https://gyogaku.com/)トップページのバナー「見学説明会お申し込み」から、必要事項を記入の上、お申し込みください。

電子メール、電話での申し込みも可能です。詳細は漁業高等学園 TEL:054-627-0219まで

 

園長のつぶやき

 静岡県は沿岸漁業から遠洋漁業、海面・内水面養殖業、水産加工業ともに盛んで全国屈指の水産県です。静岡県水産・海洋技術研究所は焼津の本所の他、下田、浜松、富士宮に分場があり、それぞれに研究員と普及指導員がいて、本県の水産業に関する試験研究や普及業務を行っています。私を含め当学園の教務職員のほとんどは研究所の研究員や船員として勤務していた経歴があり、漁業の現場を知っているスタッフです。さらに近くに研究所があり、その協力が得られるのも当学園の強みです。

コメント
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