先週末の日曜、横浜で開催のセイコー・ゴールデングランプリ陸上に行ってきました。
今大会はチケットセールスにおいてこれまでとは少し違う仕掛けが幾つかありました。
例えば、1枚のチケットで複数のエリアに移動して好きな競技を観戦できるチケット。ひとつの競技場で一度に複数の競技が行われるという陸上競技会の特性を考慮して生まれたチケット。また競技終了後、フィールド競技の複数選手と写真撮影ができるチケット。更には選手のゴールを間近で観れるプレミアムシートも復活。来場客に色々な楽しみ方が提供できる各種チケットが考案されました。
2025年には東京での世界陸上開催が決まっていますが、日本全国で開催されている陸上競技会は野球やサッカーに比べ集客レベルはまだまだ。残念ながらスタジアムが満員になるといった状況ではありません。そんな中、主催者の日本陸連が最近は外部からスポーツイベント集客の専門スタッフと契約。そのアドバイスを受けながら今大会の準備に取り組む中で現われた成果のひとつとして、バックスタンド側にも沢山の観客が。国内大会でこのエリアにこれだけの観客が入った光景はほとんど記憶になく、こういった面でも成果が現われていると感じました。また価格の一番高いプレミアムシートは先行販売で1人28,000円でしたがこれも完売。各シートの特長を出し、売り方を色々工夫することで、陸上大会でも高額なチケットが十分売れることも証明されました。
そして陸上競技の華と言えば何と言っても100m。
今回は男子100mにはF・カーリー選手(アメリカ・写真右から2人目)が出場。9秒76のベスト記録を持ち東京五輪2位、昨年の世界陸上で優勝のカーリー選手。大会前々日には近隣小学校にも出向き特別授業を実施。試合前であっても一流のプロ選手としてその「務め」をしっかりと果たしていました。
また個人的に注目していた男子3000mでは日本のトラック長距離のエース・遠藤日向選手(住友電工・写真上前から4番目)が優勝。自己新、そして大会新記録もマーク。昨年秋にアキレス腱を痛めその影響で出遅れていましたが、その復活ぶりを印象づける完璧なレースでした。高校卒業後、米プロチーム・バウワーマンTCで約2年間トレーニング。今もそのスタイルを継続している遠藤選手。来月1日(木)に迫る日本選手権(大阪・長居)5000mで3連覇に挑みます。
2018年19歳で渡米した頃の遠藤選手(向って右から4番目)。当時19歳。米・マンモスレイクでのBTC合宿時にて。
📷インプレスランニング
今大会の全リザルトはこちら。
↓こちらにもGGP横浜大会関連の情報をアップ
柳原 元のTwitter
柳原 元のInstagram
今大会はチケットセールスにおいてこれまでとは少し違う仕掛けが幾つかありました。
例えば、1枚のチケットで複数のエリアに移動して好きな競技を観戦できるチケット。ひとつの競技場で一度に複数の競技が行われるという陸上競技会の特性を考慮して生まれたチケット。また競技終了後、フィールド競技の複数選手と写真撮影ができるチケット。更には選手のゴールを間近で観れるプレミアムシートも復活。来場客に色々な楽しみ方が提供できる各種チケットが考案されました。
2025年には東京での世界陸上開催が決まっていますが、日本全国で開催されている陸上競技会は野球やサッカーに比べ集客レベルはまだまだ。残念ながらスタジアムが満員になるといった状況ではありません。そんな中、主催者の日本陸連が最近は外部からスポーツイベント集客の専門スタッフと契約。そのアドバイスを受けながら今大会の準備に取り組む中で現われた成果のひとつとして、バックスタンド側にも沢山の観客が。国内大会でこのエリアにこれだけの観客が入った光景はほとんど記憶になく、こういった面でも成果が現われていると感じました。また価格の一番高いプレミアムシートは先行販売で1人28,000円でしたがこれも完売。各シートの特長を出し、売り方を色々工夫することで、陸上大会でも高額なチケットが十分売れることも証明されました。
そして陸上競技の華と言えば何と言っても100m。
今回は男子100mにはF・カーリー選手(アメリカ・写真右から2人目)が出場。9秒76のベスト記録を持ち東京五輪2位、昨年の世界陸上で優勝のカーリー選手。大会前々日には近隣小学校にも出向き特別授業を実施。試合前であっても一流のプロ選手としてその「務め」をしっかりと果たしていました。
また個人的に注目していた男子3000mでは日本のトラック長距離のエース・遠藤日向選手(住友電工・写真上前から4番目)が優勝。自己新、そして大会新記録もマーク。昨年秋にアキレス腱を痛めその影響で出遅れていましたが、その復活ぶりを印象づける完璧なレースでした。高校卒業後、米プロチーム・バウワーマンTCで約2年間トレーニング。今もそのスタイルを継続している遠藤選手。来月1日(木)に迫る日本選手権(大阪・長居)5000mで3連覇に挑みます。
2018年19歳で渡米した頃の遠藤選手(向って右から4番目)。当時19歳。米・マンモスレイクでのBTC合宿時にて。
📷インプレスランニング
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