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GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

25年ぶりの出雲。。。

2014-10-15 12:19:48 | 日 記
先週末から仕事で岡山、島根に行きました。
最終日13日には出雲全日本大学選抜駅伝の会場に。

数日前から台風19号接近に伴いレース開催が心配されていましたが、前日の関係者会議では一応
開催の方向ということに。当日朝も風はやや強かったものの雨は上がっていて地面も所々乾いて
おり、これなら何とか出来るか、といった状況でした。
陸上やマラソン駅伝は基本雨でも行うというのが普通ですが、只、この日はちょっと違う状況に。
8時時点で引き続き開催の方向だったようですが、10時過ぎの再会議の段階で中止に。
ちょうどその頃には風雨も強まり、島根県全域に警報も出ていました。

26回目となるこの大会が台風による影響で中止となる異例の事態。
ただ悪天候の中で長時間に渡り大会運営を行う学連・地元陸協のスタッフ、テレビ局、大会計測
スタッフ、警察、ボランティア、そして何より選手や沿道の観衆の安全などを考えると主催者による
中止という最終決定は適切だったと思います。

勿論この大会を目指してきた選手や各チーム関係者の想いを察すると非常に残念ですが(この大会に
4年生になって初めて走る選手などは特に)、やはりレースの舞台となる地域住民やそれを支える
裏方スタッフの安全確保があってこそのマラソン駅伝イベントだと思います。
一方、大会協賛スポンサー、TV番組スポンサー、そして地元の出雲市はこの大会に相当額の費用を
費やしている状況下で、主催の日本学生陸上競技連合の中止判断には苦渋の想いと相当の勇気が
伴なったと察します。
私も仕事柄大会主催者の様々なポジションの方と関わる事が多いだけに、今回主催者の判断には
敬意を表したいと思います。

その出雲駅伝、第1回目は1989年(平成元年)に出雲くにびき大学招待クロスカントリーリレー・
フェスティバルの名称で開催されました。
当時京産大陸上部で新米マネージャーだった私もチームサポートに関わる形で参加。
初めて関わる全国レベルの大学駅伝の業務。要領が悪く厳しい監督にしょちゅう叱られつつ、
緊張しながら取り組んでいたのが昨日のことの様に思い出されます。
チームは同じ4年生選手の頑張りもあり、関東の強豪校が多数参加する中6位入賞と健闘。
個人的にもチームにとっても大きな価値のある大会でした。

↓ゴール地点の出雲ドームの一角に過去25回全ての結果が掲示されていました。
 その1回目の全チーム・リザルト。懐かしさが甦る一枚でした。


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