昨日までオーストラリア・ゴールドコーストを訪問。
今回は以前からつながりのある現地の陸上関係者らとの交流、情報交換が目的。
↓日本人にもすっかりおなじみにゴールドコースト。
南半球なので気候は日本と逆転。ちょうど夏の始まりの時期とあって、連日気温は
30℃近くまでありました。ただ、滞在期間中オーストラリア東部を中心に雷雲が居座り、
毎日のように激しい夕立が降っていました。
ここは観光リゾート地としても有名ですが、オーストラリアで人気のラグビーやクリケット、
更には水泳などのプロ、アマトップ選手らも良く合宿に訪れる場所だそうです。

↓滞在中同市の外れにあるオセアニア陸上競技協会を訪問。
同協会はIAAF国際陸連の下部組織的な位置付けで各種事業を展開。
主な事業の一つとしてオセアニア各国の陸連から推薦を受けた有能なジュニア選手が奨学金を
受け、このオフィスに併設の宿泊施設に滞在しトレーニングを積んだりオーストラリア国内の
大会に参加するなどしています。
こじんまりとしたオフィス内には3人のスタッフが常駐。これら選手のサポートやIAAFや
各国陸連との関連業務をこなしていました。
そんな多忙な中でしたが、施設の概要などあれこれ詳しく説明して頂きました。

↓そして今回同国訪問メイン業務の一つ。
オーストラリア陸上界のスーパースター・女子100mハードルのサリー・ピアソン選手の練習
拠点を訪れました。
事前に彼女の代理人にコンタクトを取りスケジュールを調整してもらいました。
当初練習前に同選手、コーチと小1時間程ミーティングするだけの予定でしたが、皆と意気投合、
その後の練習も見学させて頂くことに。
(写真向かって一番左がコーチ。その隣オレンジのウェアが練習パートナー、更にピアソン選手、
そして一番右がアシスタント・マネージャーを務める旦那さん)
練習中は一つひとつの種目の始まりと終わりに、コーチがピアソン選手に丁寧にアドバイス。
この日の練習は素早いハードリングフォームの動きづくりから始まり、最後はほぼ全力状態で
200mダッシュを3本。途中から土砂降りの雨と雷が鳴り響く中でしたが、そんなことは全く
気にせず黙々とメニューをこなしていました。
特に最後のダッシュ3本は終えた後、本人も地面にうずくまるほどの追い込み様。まじかで見る世界
トップの真剣モードの練習に圧倒されました。

ピアソン選手は100mハードルで2011テグ世界陸上、12ロンドン五輪を連覇。
11年には国際陸連の年間世界最優秀選手章を男子短距離のW・ボルト(ジャマイカ)と共に受賞。
同年に樹立した12秒28は世界歴代5位。更に五輪優勝時の12秒35は五輪新記録と輝かしい実績。
ただ昨年のモスクワ世界陸上では惜しくも2位に。来年の北京、再来年のリオ五輪
では優勝を。更にその先の18年同国開催の英連邦大会、20年の東京五輪をも目指すと言っていました。
(12ロンドン五輪優勝時のレース動画)
私は代理人と言う裏方の仕事柄、一流選手と会う機会にもその選手の競技実績や記録だけでなくその
人柄や話す態度、競技感、更には周囲を取り巻く人達(コーチやマネジャーなど)がどういう姿勢で
仕事に取り組んでいるかいう点を意識して接するようにしていますが、ピアソン選手は国を代表する
スーパースターであるにもかかわらず、そして彼女を取り巻くスタッフ同様、明るくも礼儀正しく謙虚な
言動が印象的。
初対面の私にもこちらが恐縮する位、気を遣い、親切に対応して頂きました。
一方、練習時の空気は真剣そのもの。数々の栄誉を手中に収めながらも更なる勝利を目指す意識レベルの高さ。
彼女こそ心技体最高のトップアスリートといった感じでした。
今回は以前からつながりのある現地の陸上関係者らとの交流、情報交換が目的。
↓日本人にもすっかりおなじみにゴールドコースト。
南半球なので気候は日本と逆転。ちょうど夏の始まりの時期とあって、連日気温は
30℃近くまでありました。ただ、滞在期間中オーストラリア東部を中心に雷雲が居座り、
毎日のように激しい夕立が降っていました。
ここは観光リゾート地としても有名ですが、オーストラリアで人気のラグビーやクリケット、
更には水泳などのプロ、アマトップ選手らも良く合宿に訪れる場所だそうです。

↓滞在中同市の外れにあるオセアニア陸上競技協会を訪問。
同協会はIAAF国際陸連の下部組織的な位置付けで各種事業を展開。
主な事業の一つとしてオセアニア各国の陸連から推薦を受けた有能なジュニア選手が奨学金を
受け、このオフィスに併設の宿泊施設に滞在しトレーニングを積んだりオーストラリア国内の
大会に参加するなどしています。
こじんまりとしたオフィス内には3人のスタッフが常駐。これら選手のサポートやIAAFや
各国陸連との関連業務をこなしていました。
そんな多忙な中でしたが、施設の概要などあれこれ詳しく説明して頂きました。

↓そして今回同国訪問メイン業務の一つ。
オーストラリア陸上界のスーパースター・女子100mハードルのサリー・ピアソン選手の練習
拠点を訪れました。
事前に彼女の代理人にコンタクトを取りスケジュールを調整してもらいました。
当初練習前に同選手、コーチと小1時間程ミーティングするだけの予定でしたが、皆と意気投合、
その後の練習も見学させて頂くことに。
(写真向かって一番左がコーチ。その隣オレンジのウェアが練習パートナー、更にピアソン選手、
そして一番右がアシスタント・マネージャーを務める旦那さん)
練習中は一つひとつの種目の始まりと終わりに、コーチがピアソン選手に丁寧にアドバイス。
この日の練習は素早いハードリングフォームの動きづくりから始まり、最後はほぼ全力状態で
200mダッシュを3本。途中から土砂降りの雨と雷が鳴り響く中でしたが、そんなことは全く
気にせず黙々とメニューをこなしていました。
特に最後のダッシュ3本は終えた後、本人も地面にうずくまるほどの追い込み様。まじかで見る世界
トップの真剣モードの練習に圧倒されました。

ピアソン選手は100mハードルで2011テグ世界陸上、12ロンドン五輪を連覇。
11年には国際陸連の年間世界最優秀選手章を男子短距離のW・ボルト(ジャマイカ)と共に受賞。
同年に樹立した12秒28は世界歴代5位。更に五輪優勝時の12秒35は五輪新記録と輝かしい実績。
ただ昨年のモスクワ世界陸上では惜しくも2位に。来年の北京、再来年のリオ五輪
では優勝を。更にその先の18年同国開催の英連邦大会、20年の東京五輪をも目指すと言っていました。
(12ロンドン五輪優勝時のレース動画)
私は代理人と言う裏方の仕事柄、一流選手と会う機会にもその選手の競技実績や記録だけでなくその
人柄や話す態度、競技感、更には周囲を取り巻く人達(コーチやマネジャーなど)がどういう姿勢で
仕事に取り組んでいるかいう点を意識して接するようにしていますが、ピアソン選手は国を代表する
スーパースターであるにもかかわらず、そして彼女を取り巻くスタッフ同様、明るくも礼儀正しく謙虚な
言動が印象的。
初対面の私にもこちらが恐縮する位、気を遣い、親切に対応して頂きました。
一方、練習時の空気は真剣そのもの。数々の栄誉を手中に収めながらも更なる勝利を目指す意識レベルの高さ。
彼女こそ心技体最高のトップアスリートといった感じでした。