2021/12/15付ブログ記事「沖縄道のIC新設で、ゆいレール駅最寄り高速バス停はどうなる?」の続報です。
ゆいレールのてだこ浦西駅と高速バスの幸地バス停の間の徒歩経路については、上記ブログ記事を書いた後の2022年3月になって沖縄県公式サイトに掲載されました。
https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/toshimono/r3_kousokubus_annnai.html
https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/toshimono/documents/tedakouranishi_kousokubusroute.pdf
https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/toshimono/documents/tedakouranishi_kousokubusroute.pdf
ただ、案内図の但し書きによれば、歩道や横断歩道が未設置だったり急勾配の箇所があるうえ、幸地バス停は階段があるため車椅子利用者の方は利用困難とのこと(まあ、高速バスはその構造上車椅子での利用は基本困難ですが)。やはり、幸地ICの設置によるてだこ浦西駅への高速バスの乗り入れが待たれます。
ゆいレール公式サイトに掲載されているてだこ浦西駅周辺完成予想パース (幸地ICおよびICへのアクセス道路も描かれています)はこちら
しかし・・・
地元紙沖縄タイムスや琉球新報の報道によれば、2023/12/19に開催された令和5年度第2回沖縄県公共事業評価監視委員会において、幸地ICのアクセス道路が台風に伴う法面の崩落や施行計画の見直しなどで完成が当初見込みより2年遅れの2026年度になる旨の報告があったそうです。但し、沖縄県公共事業評価監視委員会のページではこのブログ記事を書いている時点で審議結果はまだ公開されておらず、詳細は不明です。
なお、幸地ICおよびアクセス道路の工事対象エリアのGoogleMap航空写真やストリートビューを見る限り、幸地ICのランプが本線を跨ぐ部分の構造物は2022年9月時点でかなり完成に近づいている一方、航空写真ではアクセス道路予定地に「琉球日産自動車株式会社納車整備センター」が存在したままで、県道38号浦添西原線旧道との交差点付近の道路予定地には2023/6時点でも建物が存在したままです。
<1/11追記>
令和5年度第2回沖縄県公共事業評価監視委員会の配布資料が公開されました。
資料作成時点で既に94%の用地が取得済となっており、既に100%取得完了見込みとのことです。一方、事業期間の見直し理由については触れられておらず、議事録でも完成遅れについて突っ込まれた形跡はありません。