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国道2号の東広島バイパス並行区間は2024/4/1から国の管理ではなくなります

国土交通省は2024/3/12付で「一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令」の閣議決定について発表しました。

https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001777.html

国道2号のうち、「広島県東広島市八本松西ひろしまけんひがしひろしましはちほんまつにし3丁目2193番2~ 広島県安芸郡海田町南大正町ひろしまけんあきぐんかいたちょうみなみたいしょうまち1270番18」の間の18.8km区間が、2024/4/1から直轄国道(国土交通省中国地方整備局が直接管理)から外れます。おそらく、政令指定都市である広島市内の区間は広島市の管理、それ以外(東広島市・海田町)の区間は広島県の管理に移行するものと思われます。

これは、並行する区間において、自動車専用の高規格道路である国道2号東広島バイパス<案内上の名称>が2023/3/19に開通した(2023/1/17付ブログ記事参照)ことと関連しています。

2023/7/24付ブログ記事「九州中央自動車道の県境越え区間が直轄国道に指定→開通はまだまだ先」で書いたように、天下の?国道1号や国道2号であっても、並行して自動車専用道路が存在する区間の一部は、国道から降格されていなくても都道府県や政令指定都市の管理に移されています。国道2号の場合、その対象区間は

 ・明石市内の国道175号との分岐点から加古川市街・姫路市街を経て太子町に至る区間(並行して加古川バイパス・姫路バイパスなどあり)

 ・福山市西部から尾道市街地を経て三原市糸崎までの区間(並行して尾道バイパス・三原バイパスなどあり)

 ・西広島バイパスと並行する区間

が該当します。今回、東広島バイパスの開通1年を経て、並行区間が同様の扱いになるわけですね。

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