関連ブログ記事・・・2024/10/22付「国道2号玉島・笠岡道路未開通区間の2024/10時点の状況(その1)」
上記ブログ記事で
>ただ、2025年の開通を予定している玉島・笠岡道路II期および笠岡バイパスでは、いずれも一部区間で施工上の問題が発生しており、前途に暗雲が立ち込め始めています。
と書きましたが、結局2024/11/11付で「笠岡バイパス東部を除き開通延期」と正式発表されました。
https://www.cgr.mlit.go.jp/okakoku/news/files/20241111_kisyahappyou01.pdf
延長100mにわたり盛土の変状が発生した笠岡バイパス西部区間については、有識者で構成する「笠岡バイパス盛⼟変状対策検討会」の助⾔を基に対策⼯法を選定したところであり、対策⼯事には⼀定の期間を要するため、開通時期は未定となりました。
一方、新神島大橋を中心とする笠岡バイパス東部区間については、「⼤規模橋梁⼯事・軟弱地盤対策等が順調に進捗した場合」の但し書き付きですが2025年度中の開通予定としています。
これを踏まえて制作された2024/12時点の笠岡バイパスのパンフレットでは、西部区間については「側道部分が開通済み」の記述だけになっています・・・
https://www.cgr.mlit.go.jp/okakoku/okakoku/templates/front/pdf/kasaoka-bypass.pdf
ということで、2025/3/22に笠岡バイパス東部区間および玉島・笠岡道路II期の西寄りの区間の工事状況を見てきましたので、順に報告していきます。
1.新神島大橋とその付近
笠岡市美の浜地区の住宅地から、建設中の新神島大橋および神島側の切土区間を望む。
新神島大橋の建設現場を真下から見た様子。
新神島大橋は、1970年完成の神島大橋(県道195号神島外港線)の真横で建設中です。折りしも、笠岡港から北木島に向かうフェリーがやってきました。
笠岡第一病院の横の坂をひたすら上ると、神島大橋の東側のたもとに出ました。隣で笠岡バイパスの切土工事が進んでいます。
新旧の神島大橋がもっとも接近する場所。
新神島大橋が海峡を跨ぐ部分の橋桁は既に設置済みで、仕上げの工事中です。桁には神島大橋を通行する人や車両から見えるように横断幕が掲示されています。
神島側の陸地上では、まだまだ桁の設置工事の真っ最中でした。
桁がすべて架設される10月ごろまで、断続的に夜間通行止めが実施されます。
(つづく)
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