2023/1/25付ブログ記事「益田~津和野~山口の国道9号の改良に向け整備促進期成同盟会設立」の続報です。
この整備促進期成同盟会の運動が実ったのか、山口市内の難路対策については2025年度に「木戸山峠道路改修」として事業化されることが発表されました。
https://www.cgr.mlit.go.jp/yamaguchi/press2/2025/250401.pdf (14ページ)
期成同盟会の活動対象としていた山口県側の8.8km(山口市阿東篠目~山口市宮野上間)のうち、北側の国道262号との分岐点および木戸山トンネル(長さ823m)前後の3.3km区間が当面の事業化対象となっており、2025年度は調査設計を行います。
山口河川国道事務所ではこれに先立ち2024年度後半に「国道9号阿東~宮野間防災対策検討委員会」を立ち上げており、2025/3/13に開催された会合で対策内容についてとりまとめ「別線整備ルート(案)」について妥当と判断されたことを踏まえ翌日に公表しました。
https://www.cgr.mlit.go.jp/yamaguchi/press2/2025/250314.pdf
https://trafficnews.jp/post/533765
国道262号も萩市と県都山口市を結ぶ幹線道路であり、改良が急がれますね。なお、上記資料によれば南側区間(山間の急勾配が続く区間で連続250ミリの雨量で通行止めとなる)についても別線バイパスを整備する構想があるようです。
一方、期成同盟会の島根県側の活動対象である益田市神田町~津和野町枕瀬間10.7kmについては、このブログ記事を書いている時点で事業化への動きは見られないようです。