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十三高槻線正雀工区、開通に向けての障壁(その4)

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阪急京都線を越える部分には、年季の入った歩道橋(岸部南横断歩道橋)が設置されています。階段部分が赤いのは、十三高槻線の車道の工事で邪魔になる部分を撤去し仮設に切り替えているからです。

これとは別に、車道の南側に歩道橋が新設され、構造物はすでに完成しています。車道の供用は下水道工事のシールドマシンのおかげで当面お預けですが、歩道橋部分のみは今春に供用できるかもしれません。他の工事との兼ね合いもありますが。

岸部南横断歩道橋の階段の上から東側を望む。「巨大な箱型の構造物」が否応にも目立ちます。左側に見えるカマボコ型の倉庫は・・・

この工事のメイン部分を施工する清水建設の現場事務所&資材置き場として活用されていました。いわゆる「居抜き」でしょうか?

倉庫の入口には、完成図・計画平面図・施工ステップの図が掲示されています。工事の最盛期は2020~22年でした。

岸部南横断歩道橋は1974年設置で既に半世紀が経過していますが、新設の南側の歩道橋に役目を譲って引退する予定はなく(結ぶ方向が違うため)、管理する吹田市は今後耐震補強工事を予定しています(落橋防止装置設置、橋脚補強等)。

https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/024/745/R4taisinnkakeikaku_koukaisiryou.pdf

車道より早く供用開始されそうな歩道橋の様子。

阪急京都線を越える部分の車道の西側のアプローチ部分の様子。こちら側から見ると限りなく供用開始に近づいているように錯覚してしまいます。

(おわり)

コメント一覧

gyakuretz
Unknown様、開通の延期に関する地元府議会のXの紹介をありがとうございます。実は私も現地訪問直後に茨木土木事務所と吹田市下水道部に問い合わせて当該情報を入手しておりますが、それから3週間経過しても沿道住民以外に情報を流す気はなさそうですね。
このブログを始めてから「幹線道路の工事主体がいかに沿道住民のほうばかり向いて、通過交通のドライバーのことを何も考えていないか」を改めて認識しております。当ブログで継続的に取り上げている県道尼崎宝塚線の2か所の拡幅工事もまさに同じパターンです。
Unknown
こちらで開通の延期についてのXのポストが紹介されています。

http://kaze9.seesaa.net/article/502631881.html
Unknown
いよいよ今月開通ですね!しばらくは暫定系での供用となりますが、十三高槻線の全線開通に向けて大きな前進です!
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