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阪急京都線を越える部分には、年季の入った歩道橋(岸部南横断歩道橋)が設置されています。階段部分が赤いのは、十三高槻線の車道の工事で邪魔になる部分を撤去し仮設に切り替えているからです。
これとは別に、車道の南側に歩道橋が新設され、構造物はすでに完成しています。車道の供用は下水道工事のシールドマシンのおかげで当面お預けですが、歩道橋部分のみは今春に供用できるかもしれません。他の工事との兼ね合いもありますが。
岸部南横断歩道橋の階段の上から東側を望む。「巨大な箱型の構造物」が否応にも目立ちます。左側に見えるカマボコ型の倉庫は・・・
この工事のメイン部分を施工する清水建設の現場事務所&資材置き場として活用されていました。いわゆる「居抜き」でしょうか?
倉庫の入口には、完成図・計画平面図・施工ステップの図が掲示されています。工事の最盛期は2020~22年でした。
岸部南横断歩道橋は1974年設置で既に半世紀が経過していますが、新設の南側の歩道橋に役目を譲って引退する予定はなく(結ぶ方向が違うため)、管理する吹田市は今後耐震補強工事を予定しています(落橋防止装置設置、橋脚補強等)。
車道より早く供用開始されそうな歩道橋の様子。
阪急京都線を越える部分の車道の西側のアプローチ部分の様子。こちら側から見ると限りなく供用開始に近づいているように錯覚してしまいます。
(おわり)