2023/11/2付ブログ記事「岩手県南のJR東北線沿いの路線バスに大ナタ」の続報です。
「東北運輸局報」令和5年12月21日号に、岩手県交通が2024/3/31限り廃止を予定している路線についての岩手県および関係自治体からの意見聴取の結果が掲載されています。
https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/content/000313598.pdf
「公示第105号」は一関花泉線(竹山~一関市役所前~一関駅前~金沢~花泉~涌津下町)が該当します。
もともと2023/9/30限りの廃止予定を半年猶予したもので、2024/4/1から代替交通を運行すべく調整中のため、廃止日の延期は認められないとのこと。
そして、「公示第106号」は以下の2路線が該当します。
・水沢金ヶ崎線(県南免許センター~金ケ崎高校~奥州市役所前~水沢駅通り~胆沢病院)
・北上金ヶ崎線(北上済生会病院~北上駅前~北上市役所前~相去~赤鳥居前~金ケ崎役場)
両路線の廃止により県立金ケ崎高校の生徒の通学の足が奪われることになるため、平日の通学時間帯に限り運行の継続を求めているとのこと。
金ケ崎高校は並行するJR東北本線の金ヶ崎~六原間のちょうど中間点にあり(GoogleMapはこちら)、いずれの駅からも1.5km以上離れていることから徒歩では厳しいのが実情です。廃止の動きを受け同高校生が廃止反対の署名活動を行い、2023/11/21に生徒など関係者が岩手県交通の本社を訪れ通学時間帯のバスの運行の継続を求めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20231121/6040019889.html