goo blog サービス終了のお知らせ 

全国交通ニュースブログ

続: 神戸市営地下鉄と神戸電鉄のタッチ決済対応の差について・・・QRコード決済は?

2024/4/18付ブログ記事「神戸市営地下鉄と神戸電鉄のタッチ決済対応の差について」の続報です。

タッチ決済での利用が可能な神戸電鉄の駅ですが、2025/3/25付ブログ記事「みなと観光バス(神戸)は2025/4/1からほぼ全路線がタッチ決済対応」で書いたように、2025/4/1から新たに「鈴蘭台・北鈴蘭台・湊川・岡場」の4駅が加わりました。

ただ、このことをアナウンスしたのはタッチ決済対応に補助金を出した神戸市だけで、神戸電鉄公式サイトのトップページの「お知らせ」や「ニュースリリース」において対応駅の追加が案内されることはついぞなく、「きっぷの情報」内のクレジットカード等(タッチ決済)のご利用案内のみしれっと更新しています。

上記ファイルには「※専用リーダーは、駅窓口に設置しております」と明記されており、今回も他社と異なり自動改札機本体にタッチ決済処理用機器を追設することはありませんでした。

以下は2025/3/29時点の北鈴蘭台駅の自動改札の様子ですが、7通路全てタッチ決済には非対応でした。

こちらは北鈴蘭台駅の有人改札の様子。2025/4/1以降は、有馬温泉駅同様ここに乗車用・降車用2つのタッチ決済処理機が置かれているはずです。

一方、神戸電鉄は2025/4/1からスルッとKANSAI協議会が提供するQRコードを活用したデジタル乗車券のサービス 「スルッとQRtto」への対応を開始しました。こちらは2025/3/24付でニュースリリースが出ていますが、実際にはこのブログ記事を書いている時点でも「神戸電鉄線内で利用可能なQRコード乗車券」は発売されていません(谷上駅を含む神戸市営地下鉄で有効なQRコード乗車券は発売されています

https://www.shintetsu.co.jp/wp/wp-content/uploads/2025/03/250324.pdf

上記リリース文には谷上駅・有馬温泉駅には専用改札機を設置します。その他の駅は専用端末またはインターホンによる遠隔操作により係員が対応します。とあり、専用改札機の写真も載っています。他で例を見ない独特のフォルムであることが分かります。

2025/3/29時点の谷上駅では、1通路がこの専用改札機に置き換えられ、稼働開始を待つばかりでした。2か所に処理機様のものが設置されており、「手前側がQRコード決済用、向こう側がタッチ決済用」かとも思いましたが、向こう側は実際には「QRコード決済の場合は手前側にかざしてください」と案内する機能しかなく、案内窓口で聞いてみたところ「タッチ決済の場合は引き続き案内窓口に設置された処理機をお使いください」とのことでした・・・

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「キャッシュレス決済全般」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事