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スクラッチ木造帆船製作日記と映画、スタトレなどあれこれです。

マイクロ・テーブル・ソウの製作16

2007年08月25日 | 工具箱

 取りかかって半月くらい経ったが、ようやくテーブル本体が完成に近づいた。
 表題写真は、上下動ユニットをテーブルに組み込んだところ。まだ軸の長さを短くしていないが、プーリーの固定と押さえ金具の固定及びアーバーの押さえも完了した。
 まだ、ロングシャフトのタップが入手できていないので、上下位置調節ねじは組み込んでいないが、それ以外は、ほぼ完了した。
 


 次の作業としては、モーターユニットとテーブルの固定だ。まだ、両者を固定して位置関係を調節できる仕掛けは作っていないが、概ね、完成時には、このような状態になる。
 テーブルと脚、鋸刃ユニットの直角は達成できた。



 こちらは上方から見たところ。モーターとテーブルの関係は概ねこjのような感じになる。クランプがかなり右に突出してしまうが、こればかりはどうしようもない。写真では見えにくいが、鋸刃もテーブルエッジに対して直角及び平行に固定できている。



 こちらは作業時の手前側から見たところ。直角に取り付いているのがわかる。柱とベルトのクリアランスがぎりぎりなのが心配だが、干渉が問題になるようなら、柱を沈めることにする。上下ユニットもガタは特にない。鋸刃は、今のところ手持ちで一番分厚い1.6ミリをつけてみた。この幅は、グレーティングの溝を切る時の幅。1/48スケールなら、この幅で切り込むだけで問題ないはずだ。



最終的には、四面をパネルで覆い、集塵ユニットも取り付けることにしている。こうした動く機械は作ったことがないので、実際どの程度問題が出るか見当もつかないが、手持ちで回転させてみたところ、一応、問題なく軽快に回転してくれた。ただ、負荷がかかるとどの程度問題が出るかはわからない。
 不安点としては、上下動ユニットが分厚いので、全長に渡って軸受けがないので、負荷がかかると問題が発生するかもしれない。その場合は、軸受けをもう一つ後ろ側にも追加する予定。当面は、回転軸の長さはこのままで、完成させ、テストの結果出るであろう不具合の調整などに備える予定。

 ロングシャンクのタップが来れば、上下ユニットの完成を優先するが、それまでは、モーターとテーブルの接続部品の製作と、テーブルソウ全体の土台になるベースボードへのテーブルとモーター部の取り付けなどを行うことにする。
 金属加工自体も経験が非常に浅いうえ、機会ものを作るのは初めてだが、その割には、実用になるものが完成しそうな気配である。

 なんとなく、こうした機械もの製作や金属加工の感覚がぼんやりとわかって来た気がする。このままの勢いで、簡易型の旋回バイスや傾斜バイスも作りたいところだ。
 


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