タイトルにAVPRと言う文字が出た時、「なんかAVのPRみたいやな」と言ってしまいましたが、内容的には、AVのPR見たほうが遥かにマシだったと断言したくなるような映画でした。
エイリアン（一作目）といえば、ギーガーのデザインといい、ストーリーといい、メタファーに満ちた宇宙のゴシックホラー。美術もいいし、ワードローブもよく、公開から３０年近く経った今見てもほとんど色褪せていない名作です。エイ . . . 本文を読む
猟奇殺人ぽいテイストの吸血鬼ものです。字幕ではバンパイアてな単語が出てきますが、台詞では、一切つかっていません。なんだかこのあたり、監督のこだわりだそうです。
最近、吸血鬼ものというと、銃ぶっ放し、格闘しまくり系のアクション重視ですが、この作品では、そのあたり抑え目で雰囲気重視に近い路線でした。
鏡に映らなかったりはしますが、牙が生えたりはせず、従って、首に噛みついて血を吸うのではなく、 . . . 本文を読む
タクシー４だから確かにあのタクシー・シリーズなのですが、正確に言うと、署長さん主演の番外編でした。何しろ、今回、タクシーは、チェイスなしで、本業の客運ぶ仕事にしか従事していません＾＾；まあ、最後に犯人乗せて運んでますが・・・。
今までみたいに、車にこだわった悪党と勝負したりはなく、全編お笑い映画です。クールな悪党が出ないので、エミリアンは、子守の合間に、エミリアンと所長の馬鹿騒ぎを生暖かくっ見 . . . 本文を読む
映画化の経緯など全く知らずにみました。スペースオペラの王道をゆく映画です。
主人公たちは、前の戦争の敗残兵で、ポンコツの輸送船を駆って、密輸や銀行強盗などをやってます。それが、大きな事件に巻き込まれて・・・、というストーリー。コミカルなテイストですが、結構ハードな展開で、宇宙戦のシーンもかなりイケてます。
よくテレビで見かける役者さんが大勢出ているな、と思って見ていたのですが、もともと、ＴＶ . . . 本文を読む
ナイト・ミュージアムの記事が吹っ飛んだので、次に見た極大射程の方を書くことにしました。
何かにつけて良く題材になるスナイパーものです。まあ、この手の映画にありがちな展開で、まず現役中のミッション、何かの不都合で戦友（スナイパーなので、大抵スポッターです９が死亡。何かの陰謀に巻き込まれて戦いが始まる。といった具合です。
なんかこう書くと、つまらん映画みたいですが、面白かったですよ。スナイパー . . . 本文を読む
宇宙船ものSFは、やはり2001年宇宙の旅が、巨人のように聳えているので、どうしてもこの映画にオマージュをささげたり、パクッたりしてしまうわけですが、本作は、結構善戦しています。
このジャンルは、宇宙船がしゃべって壊れる、何か超越的存在が登場するというお約束がありますが、本作品は、超越的存在のほうは出てきません。強いていえば太陽がそれに相当しますが、宇宙人も多次元立方体も地獄もでてきません。 . . . 本文を読む
脚本も原作のトム・ハリスが書いてました。原作者の脚本なので、基本的な骨格は、原作と同じですが、レクター博士の内面の変化と成長を扱った部分は、映画ではあまり掘り下げず、殺人が始まってからの方に比重が置かれています。
レクター博士が8歳からハイティーンまでの時期を扱った映画なので、第二次大戦から戦後すぐが舞台です。
一番驚いたのが、映画の本筋とは全く関係ない部分なのですが、時代考証に驚きました . . . 本文を読む
長老から若手まで、良く売れている実力派ばかりです。
ＲＦＫの暗殺も、ＬＡＰＤが証拠を隠したとされる話や、水玉模様のドレスの女性だの、兄のＪＦＫ暗殺同様、色々陰謀説が語られているので、てっきりそんなタイプの話だとばかり思っていました。
ＲＦＫの暗殺という事件で一点に繋がる、様々な人たちの暗殺当日を描いた映画でした。
監督は、エミリオ・エステべス。役者の印象が強かったのですが、ＣＳＩ；ＮＹやコ . . . 本文を読む
事前情報ゼロでみました。面白かった。
バル・キルマー太りましたね＾＾；どんどんてんぷらーで変装していたおっさんにリアルで近づいてます。
トニー・スコットらしい、歯切れのよい映画でした。事前情報なしで見る方が楽しめます。まあ、別に一発ネタ的な映画ではないので、事前にどんなネタか知っていたとしても、つまらなくなるわけではありませんが。
一応、ネタを知りたくない方は、ここから先は、見てから読んでください。 . . . 本文を読む
この映画公開されていたの全然知りませんでした。
ユマ・サーマン、登場からしばらくは、正統派のスーパーヒーローかと思わせるのですが、本性が現れてから、そのキレッぷりに大爆笑です。
こんな奴がスーパーパワーもってるってのは、おっかなくて仕方ありません。ひどい目にあう恋人役にはルーク・ウイルソン。なんか最近ぷよぷよしていて、どことなくボールドウィンぽい雰囲気になってきています。こういう腰抜けっぽい . . . 本文を読む
LAコンフィデンシャルの原作者エルロイの原作です。LAコンフィデンシャルを含めいわゆる彼のLA三部作の第一作にあたる作品の映画化で、監督はデ・パルマ。１９６０に第一作を撮ってから、ほぼ、コンスタントに１～２年に一本撮っていたのが、ファム・ファタールから４年あいているので、気合いが入っているのかなと思ってみました。
原作はかなり長くて、相当複雑なプロットなんですが、頑張ってまとめたって感じでした . . . 本文を読む
Bホラーの大御所ジョン・カーペンター自身がプロヂュースしたリメイクで、脚本にも噛んでるみたいす。
怨霊が霧とともにやってきて、町の人が逃げ回る。それだけの映画ですが、オリジナルは、田舎のラジオ局のDJをうまく使って、いい雰囲気が出ていました。
リメークは、もともとの原因になった事件を描写したり、お金かけれる分、オリジナルで詳しく買ったっていない部分を映像化しています。でも、それがいい結果を生 . . . 本文を読む
まあ、何ということもないつまらん作品なのですが、一点、この着想を広げたら面白い映画になったかもしれません。というのも、この映画、だれが死んでるのかわからないというところが、クライマックスの核心なんです＾＾；
もっとも、面白く広げられることもなく終わってしまうのですが・・・。
主人公と主要キャラの数人は何とか見れる芝居をしているのですが、主人公の両親やその他のキャラの芝居が、ものすごく下手です . . . 本文を読む
この邦題もひどいもんです。これじゃ、跨ぐ人も多いかも。内容は、邦題とは異なり、良い出来の映画でした。
原題はFragiles（こわれもの）。物理的には病気の子供や、寓意的には話の核心部分を表したよいタイトルだと思います。主演は、アリーmy loveのカリスタ・フロックハートと、ヴァン・ヘルシングでドラキュラやってたリチャード・ロクスボロー。彼は今回は、善玉で人間の役です＾＾；
舞台は、イギリ . . . 本文を読む
いい映画でした。が、重かったです。展開は、テンポよく、アクションが多いのですが、アクション映画を見ている気分にはなりません。
テイストは、70年代風味の終末ものです。キング・クリムゾンとか使ってるし＾＾；
トレーラーで紹介されている、子どもの生まれなくなった世界で、18年ぶりに生まれる子供を守るてのは、確かにそのとおりなんですが、そこから想像するような、人類を救うために戦うという大上段に構え . . . 本文を読む