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スクラッチ木造帆船製作日記と映画、スタトレなどあれこれです。

アングルバイス

2008年01月31日 | 工具箱
 HPの写真が小さかった上、白い色をしていて、しかも値段が邦貨で4000円強しかしなかったので、てっきり小さいものか、プラスティック製のちゃちなバイスを想像して買ってみたら、重量4.5キロもある本格的なものでした^^;精度もありますが、日本でこの手のアングルバイスは、一万円以下では見た事がないので、間違えてしまいました。
  以前、ミーリングマシン用に製作したものは、ボール盤に取り付ける事を考えていなかったので、ボール盤用に、簡単に使えるならいいなと思って、注文しました。色々まとめて注文したので、一点あたりに直すと送料は500円くらいの計算になりますが、その金額の大半は、こいつの重量のせいです・・・。
 当然、サイズも馬鹿でかく、うちの安売りのボール盤では、中間テーブルに取り付けると、ほとんどチャックに当たる勢いですので、使えません。
 だからといって、土台につけると、8ミリ以上のドリルでは、刃が届きません。
 そこで、従来、中間テーブルに取り付けて使っていたXYテーブルを、土台に取り付け、その上に固定する事にしました。
  表題写真は、マウント用の板に取り付けたバイスです。



 こちらは、ボール盤の土台に取り付けたXYテーブルにマウントしたアングル・バイスです。うちのボール盤にしては、かなりオーバーサイズ過ぎますが、大は小を兼ねるで良しとしなくてはいけません。マウントの奥左側にバイスを寄せて取り付けている理由は、この位置より更に下に材料を置きたい、大きな材料や、10ミリ級の穿孔時に、XYテーブルを外して、バイスを固定するためです。固定用のボルトが突き出ているのは、ボルトの軸がT溝の底を押し、角ナットがT溝の上を押して突っ張るように固定するためです。こうした理由は、ボール盤の土台に取り付ける場合とXYテーブルに取り付ける際に同じボルトを使うためです。

 XYテーブルに始まって、どんどん周辺側がオーバースペックになってしまっています。そろそろこの使い物にならないチャックもちゃんとしたものに替えたいところですが、どうせなら、まともな小型ボール盤に買い換えて、このボール盤は、モーターをテーブルソウかサンダーにでも利用した方がいいかもしれません。


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