ファイティングトップ

スクラッチ木造帆船製作日記と映画、スタトレなどあれこれです。

about 上手回し

2005年12月02日 | 海事用語
 上手回しにMake the ship about(船を上手回しにする)go about(上手回しする)新しい帆の開きに変えて方向進路を変えて Rondomhouse  帆走の語で、意味は、帆船の艦首が風を横切ること。すなわち、船が開きを変えて、反対舷から風を受けるようにする行為をgo aboutと言う。Ready aboutは、風を横切って開きを変える(タックする)際に、帆船で出される号令。舵を . . . 本文を読む

アビール・アボット・ロー Abiel Abbot Low

2005年11月23日 | 海事用語
 大西洋を機力横断した最初の内燃機関搭載の小型のボート。カヌー形船尾に一個のスクリューを持つキャビン・ランチで、38フィート長、喫水下は3.7フィートしかない。 New York Kerosene Companyが、石油燃料を使用する自社製の10馬力海用エンジンの信頼性をデモンストレーションするために建造した。 社長の名前を取ったこの船は、1902年7月から8月、ニューヨーク・ファルマス間の310 . . . 本文を読む

ABBOTT,LEMUEL(1760-1803) レミュエル・アボット(1760-1803)

2005年11月19日 | 海事用語
 主にネルソン卿の肖像を多く描いた事で有名な英国の肖像画家。  何度も複製され、もっとも有名な作品は、1797年10月にネルソンが右腕を失った直後に描かれたもので、ネルソン夫人が『非常に良く似ており、アボットには満足しています』と書き残している。  現在、この作品のオリジナルは、ロンドンのNational Portrait Gallery に所蔵されているが、非常に多くの複製がある事が知られている . . . 本文を読む

aback 裏帆(逆帆)を打つ

2005年11月18日 | 海事用語
 帆の表側から、マスト方向に風を受ける帆のポジション。  横帆艤装において、帆の前面で風邪を受けるように転桁した状況の事。 Sail are laid abackは、意図的に裏帆を打たせる場合で、船の行き足を止めたい場合か、タッキングを行いやすくするために行う。  Taken abackは、予期しない風向きの急変や、操舵手の不注意によって、意図せず惹起する場合に使用する。  'Lay all . . . 本文を読む

アーロン・マンビー AARON MANBY

2005年10月27日 | 海事用語
 最初の鉄製の蒸気船でヘンリー・ベル(Henry bell)設計のエンジンを搭載していた。 処女航海は、1822年で、ロンドンから、旅客を乗せて英仏海峡を渡り、セーヌ川を遡行してパリまで、平均速度8~9ノットで航行した。この旅客航海を数回行った後、フランスの船主グループがパリでこの船を買い取り、数年間、セーヌ川観光に使用された。伝統的な木に代わって本船の船体構造に取り入れられた鉄板は、造船学に . . . 本文を読む

テーブリング Tabling

2005年10月06日 | 海事用語
 帆の周囲に、ボルトロープを縫いつけるために、縫い付けられた補強用の帆布の名称。 (Ships and the sea)  船の帆の周囲の幅広の折り返し部分で、ボルトロープを縫いつけるこの部分を補強する。  また、二つの木材を一体にし、引き剥がされないようにする、プランクのフッキングと同義。 関連語 hooking (Sailor's word book) (Ships and the s . . . 本文を読む

A.B. 熟練水夫

2005年10月05日 | 海事用語
 船上でのシーマン(水兵)のすべての業務を行う能力のあるランクであるエイブル・シーマン(熟練水夫)の略語表記。  帆船時代は、hand(展帆),reef(縮帆),steer(操舵)ができる人間の事であったが、今日では、それより遥かに多くの海事スキルを持たねばならない。略語のイニシャルは『'Able-bodied'seaman』とする説もあるが、これは当たらない。Ableのはじめの二文字にすぎない。 . . . 本文を読む

ahull アハル

2005年08月05日 | 海事用語
1 (航海中、嵐に備える方法として、)総帆を畳み舵柄を風下に縛って固定した状態の事。 2 甲板を波にあらわすに任せた (Rondomhouse)  船が、ベアポール(帆を取り外して、ヤードのみの状態)で、風下舵(舵柄を風下に取るすなわち舵は風上側に向くので船体は艦首を風上側に振る挙動をする)を取り、船尾を前に風と波に動かされる状態。(艦首を風上に立てて波風をやり過ごす状態)  また、大嵐に翻弄さ . . . 本文を読む

ahull アハル

2005年07月01日 | 海事用語
1 (航海中、嵐に備える方法として、)総帆を畳み舵柄を風下に縛って固定した状態の事。 2 甲板を波にあらわすに任せた (Rondomhouse)  船が、ベアポール(帆を取り外して、ヤードのみの状態)で、風下舵(舵柄を風下に取るすなわち舵は風上側に向くので船体は艦首を風上側に振る挙動をする)を取り、船尾を前に風と波に動かされる状態。(艦首を風上に立てて波風をやり過ごす状態)  また、大嵐に翻弄さ . . . 本文を読む

charity sloops チャリティー・スループ (お情けスループ)

2005年03月20日 | 海事用語
 10門のブリッグが、ナポレオン戦争の終結を目前にして建造された。こうした、18門ブリッグより小型の艦は、スループの等級に類別され、「非常に多くのコマンダー(海洋冒険小説では海佐と訳されることが多い、一般的には海軍中佐、但し、この時期の階級制度と現行の制度を考え合わせると、少佐ないし中佐と少佐の中間の階級に相当する。等級に類別された軍艦を指揮する最低の階級)を、お情けで就役させる目的のもの」という . . . 本文を読む

bobstay collar ボブステイカラー

2005年02月01日 | 海事用語
両端がアイスプライスされ、ワーミング、パーセリング、サービングされている、デッドアイがラウンドシージングで固定されている。  バウスプリットの下に取り付けられ、アイを上部に取りまわしらっ寝具して固定する。ロイアルネービーでは、二個取り付け、一つはもう一つの前方に固定される。 . . . 本文を読む