映画『咲む』を観てきました＠高崎市総合福祉センター

こんにちは。パートSです。
2月25日、高崎市総合福祉センターにて、映画『咲む』を観てきました。



このタイトル、「なんて読むの？」って思いますよね。

「えむ」と読みます。

昔から伝わる大和言葉「えむ、えみ」からとった言葉で、昔は「咲む」と咲の漢字が使われていたのだそうです。

この映画は、ろう者の主人公が、就職のためにある限界集落の村を訪れ、そこで様々な人と出会い、共に生きていく姿を描いたストーリーです。

この映画を撮った早瀨憲太郎監督はろう者で、主人公役、主人公の両親役もろう者の俳優さんが演じられています。
映画には全て字幕がついており、雨の音や鳥の鳴き声なども、字幕で（雨の音）というように表示されます。
この映画を観ると、様々な人と共に生きること、コミュニケーションとは何か、バリアのない社会とは何か、ということを考えさせられます。
主演の藤田菜々子さんがとにかく素晴らしいです。
昨年惜しまれつつ亡くなった、佐藤蛾次郎さんも出演されていて、とても温かな存在感を醸し出されています。

そして、映画の中でしばしば登場する、「生まれてきておめでとう！」の手話の表現が、とても祝福にあふれていて素敵だなと思いました。

この映画は、今、各地で上映されているので、お近くで上映されることがあったら、ぜひご覧になってください！

上映情報

高崎市総合福祉センターでは、今週末の3月4日（土）、総合福祉センターまつり「ウフ・フ フェスティバル2023」が開催されるそうですよ！
みんなのステージやマルシェ、おもちゃ作りなど様々なイベントがあるそうなので、ぜひ足を運んでみてくださいね！




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