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道の駅月夜野矢瀬親水公園と矢瀬遺跡

2021-12-20 08:30:00 | ぐんラボ!について
KUROSHIBAです。
今回はみなかみ町月夜野の「道の駅 月夜野矢瀬親水公園」をご紹介します。

といっても、道の駅のところにある矢瀬遺跡のご紹介です。



矢瀬遺跡は、利根川の河岸段丘上で発掘された縄文遺跡で、今から3500年から2300年前の縄文時代の住居と祭祀遺構、水場などで構成され、狭い範囲にこうした施設がそろって発見されたため、縄文時代の集落の様子がよくわかる遺跡として知られているそうです。

集落ということでいえば、確かにかなり狭いです。でもここになんと22軒(竪穴住居)も住まいがあったということですから、今でいえば矢瀬ニュータウンみたいなところだったのかもしれません。

三内丸山遺跡みたい・・・・!

調査が行われたのは1992年から1994年。詳しいことはわかりませんが、この遺跡が発見されたから、この場所に道の駅ができたように記憶しています。

道の駅には、農産物直売所(月夜野はーべすと)やバーベキュー棟、アスレチック広場やじゃぶじゃぶ池など、自然と親しむいろいろな施設があるので、夏とかは家族で楽しめそうです。


園内に、弓を引く凛々しい武者の銅像が。

「だれ?」
と近寄って説明を見ると、劣化してほとんど読めない看板から、「源義家(八幡太郎)」と書いてあるのがわかりました。
以下、説明板の孫引きです。
「矢瀬には次のような伝説があります。
その昔、義家が奥州征伐の折、残党が尾瀬へかくれました。これを知った義家は当地方へ来て、名胡桃の方から利根川に添って浅瀬を見つけながら上ったが、水が漲っていた為たやすくわたる事ができませんでした。そこで義家は弓をとって矢を射たという。対岸の下牧側に矢がささり、これを目標に大軍を渡渉らせる事ができたといいます。
 詠み人知らずの矢瀬の歌があります。

   上野の利根の川瀬の牧の瀬は
      七瀬かわれど矢瀬はかわらじ」

たしか月夜野という地名の由来も、義家がここで夜空を見上げて、
「よい月よのお」
と言ったから月夜野になったとか。むかーし、月夜野町の観光パンフレットに書いてあったことを思い出しました。
道の駅にお落ち寄りの際は、ぜひ散策してみてください。

月夜野はーべすと(道の駅 月夜野矢瀬親水公園) - ぐんラボ!

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