ギタッチー☆ノート

楽しいことや美味しいことなど、、、☆

ショルダーアタック事件 5

2013-09-30 | 事件&事故
10分ほどして指定された場所に、二人の巡査がやってきました☆


「ここです!」☆

手を振り、私の存在を知らせます☆


「どうされました?」☆

もう一度、ことの流れを説明します☆

「はい、副都心線のホームですれ違いざまに暴力を振るわれ、『110番』へ通報しながら追いかけていたんですが、電話に出られた担当の方に、危険だから後追いはしないでくれと言われたので追跡をやめ、それで犯人を取り逃がしました」☆
「相手の特徴は?」☆
「身長は165~170センチぐらい、白髪で短髪にしてました」☆
「服は?」☆
「濃紺の上下スーツ、ワイシャツは白、ノーネクタイで銀縁のメガネをかけてます」☆
「年齢は?」☆
「そうですね~、40代~50代ですね」☆
「他には何か特徴はありますか?」☆
「上半身はガッチリしてました、、、柔道でもやってそうな、、、」☆
「そうですか、、、」☆
「現場からここまでの間には監視カメラが数多くあるはずですからそれで調べてもらえますか? ひょっとしたら常習犯で指名手配中かもしれませんからね」☆
「では、現場から見ますので、地下鉄の事務所へ行きましょう」☆


警察官はこの時点で、どちらが正しいことを言っているのかは判明してないため、私の様子も監視されているという雰囲気は感じましたが、ビデオを見ればすぐに分かることなので、事務所までは無言でした☆


事務所に着くなり、すぐに東京メトロ社員の方立会いの下、監視ビデオのチェックが始まりました☆

20分ほどのチェックのあと、警官が私を呼びます☆


そこで言われたことに、私はとてもショックを受けたのです☆

ショルダーアタック事件 4

2013-09-29 | 事件&事故
「警察を呼んでください!」☆


駅員にこう告げたあと、犯人の中年男性と話をつけるために後ろを振り返りました☆


すると、どうでしょう、犯人は一目散に改札口の外へ出て早足で逃げるではありませんか☆


「こらっ!待て!」☆


私もあとを追いかけます☆


しかし、犯人は「警察」という言葉に動揺し、信じられない速さでJR線方面へ逃げます☆



すぐに『110』へ電話です☆


「事件ですか?事故ですか?」☆

私は歩きながら状況を説明します☆

「はい、副都心線ホームで暴行を受けたので、犯人を追いかけてます」☆
「今はどちらになりますか?」☆
「東武デパートの地下1階をJR方面へ向かっています」☆
「相手はいるのですか?」☆
「はい、10メートル先を早足で、、、」☆
「今、追いかけているんですね」☆
「はい、東武東上線とJR線の間の改札口から埼京線ホームへ向かっています」☆
「これ以上追いかけることは危険を伴いますので、追いかける事はやめてください」☆
「えっ?」☆
「すぐに警官を派遣しますので、待っていてください」☆
「でも、埼京線の新宿行き電車に乗っちゃいました」☆
「とにかく身の安全が優先ですから、追いかけないでください」☆

あと一歩のところで犯人は電車で逃げてしまいました☆


この時点では、私にはまだ余裕がありました☆

現場から逃走した経路は、何ヶ所にも監視カメラがありますので、、、☆

ショルダーアタック事件 3

2013-09-28 | 事件&事故
エスカレーターの踊り場の、それも監視の目が届かない死角を知っているとすると、この中年男性はもしかすると、こういう事件を起こす常習犯なのかもしれません☆

私は金品には細心の注意をしていました☆



エスカレーターを乗り換えて、改札口へ向かいます☆

この改札口は自動改札だけではなく、駅のスタッフが常駐しているスペースがある所でした☆

私はこの改札口を以前から知っていたので、犯人の中年男性を誘導していたんです☆




「すみません、こいつに暴力を振るわれました!警察を呼んでください!」☆

私はすぐに駅員に伝えました☆


駅などでトラブルに巻き込まれたら、まず駅員へ通報するのが一番です☆

以前、渋谷駅で電車待ちをしていた時、持っていた手提げカバンを蹴られたことがあったのですが、ホームの駅員が目撃していてすぐに警察への通報をしてくれました☆



さあ、ようやくこの犯人と決着をつける時がきました☆



ショルダーアタック事件 2

2013-09-27 | 事件&事故
その中年男性は勢いを保ったまま、どんどん私に接近してきます☆

(あれ? 凄い勢いだけど、まさかぶつかってこないよな、、、)☆



ところが、その中年男性はそのまま直進して、私目掛けて突っ込んできたんです☆

そして、私の右胸に目掛けて中年男性の右肩によるショルダーアタックを食らってしまいました☆

(うっそだろ~、なんで???)☆


「いってー!」☆

かなりの衝撃でしたので、私は大きな声を発してしまいました☆

付近にいた乗客も驚いたことでしょう☆



ショルダーアタックを食らったあと、中年男性は振り返り再度私の方へ近づいてきます☆

私は当然、「ずみません」という言葉を待っていました、、、、が、、、、☆


「なんだー!お前っ!」☆


ビックリしました☆

自分からショルダーアタックをしてきたくせに、私に向かって威圧してきたんです☆


「そっちからぶつかってきたんだろ!」☆
「うるせー!やったろーか!コノヤロ!」☆

中年男性はかなり興奮しています☆
無抵抗の人間を襲ったことに起因する、凶悪犯特有のエキサイト現象なんでしょうか☆

暴力を振るわれた私の胸は時間とともにズキズキ痛くなってきますが、ぶつかる直前、反射的に胸を引いたのが幸いでした☆

もしそのままやられていたらかなりの重傷を負っていたと思います☆


中年男性はまだわめき散らしています☆

「お前!上へちょっと来い!」☆

エスカレーターへ乗れと言ってます☆

「おう、分かったよ、上だな!」☆

何をされるか分かりませんが、こんな理不尽なことはありませんので、私も話を付けようと思い上へ向かいます☆


ホームからのエスカレーターは一旦踊り場があって、またエスカレーターに乗り換えるという道順になっていますが、中年男性はその踊り場の、死角になる場所へ私を導きます☆

「さあ、来い! お前をぶっ飛ばす!」☆

中年男性はもはや普通の人間ではなく、間違いなく犯罪者の目をしていました☆

「ああ、分かったよ、じゃあここではなくもう一つ上へ来い! このバカヤロー!」☆
「なんだとー!」☆


私には考えがありました☆

ショルダーアタック事件

2013-09-26 | 事件&事故
災いはいつ来るか分からない、、、☆

先日、地下鉄副都心線池袋駅ホーム上でとんでもない事に巻き込まれてしまいました☆




所用のため渋谷駅から、7:11分発、地下鉄副都心線急行川越市行きに乗車☆

その日は日曜日の朝とあって車内はガラガラでしたので、ゆったりとシートに座りながら約15分ほどの心地よい揺れを感じていました☆

「ウトウトしたら乗り越してしまうから寝ないようにしないと、、、」☆


電車は定刻通り7:25分ごろ、池袋駅6番線ホームに到着です☆





私が乗車していたのは10両編成の7号車、、、エスカレーターの近くで降車できました☆


副都心線はこの先の『小竹向原(こたけむかいはら)駅』で東武東上線方面と西武池袋線方面に分岐しますが、私が乗ってきたのは東上線方面でしたので目的地には行きません☆

池袋で後続の電車に乗り換えすることにしましたが、次の電車は5~6分後に到着予定ですので、ホーム上で時刻表を見たり、各駅の到着ホームなどを確認したり、、、束の間の時間つぶしの始まりです☆


その時、ふと前方を見ると、勢いのある早足で歩いてくる濃紺のスーツを着た中年男性に気付きました☆

(えらい勢いだな~、、、遅刻しそうなのか??)☆

私はそんなことを思いながらこちらへ早歩きしてくる中年男性をチラッと見ましたが、特に気にも留めず電車の到着を待っていたのです☆


まさかこの数秒後に、大事件が起こるとは夢にも思っていませんでした、、、☆