【陶のぐい呑や】店長の日記

全国やきものの窯里で創られるぐい呑にこだわった通販専門店【陶のぐい呑や」
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日本の原風景 ・・・ 小鹿田焼の里

2012年05月13日 | 酒器 ぐい呑
福岡県との県境に近い大分県に小鹿田焼(おんたやき)があります。ここは、十軒の窯元が一子相伝で技術を継承している全国でも珍しい窯里です。江戸時代中期に小石原焼(限福島県)から陶工。柳瀬三右衛門を招き黒木十兵衛によって開窯されました。 従って、名字は、坂本、黒木、柳瀬の何れかです。
昭和初期の「民芸運動」やその後の英国のバーナード・リーチの影響を受け、全国的にも知れてきましたが、いまでも素朴な焼き物を焼いています。 そのこだわりと特徴は・・・

 ・機械を使わない
 ・家族で営む
 ・手づくりの道具
 ・窯元の名を入れない
 ・絵を描かない     ・・・などです。
 
焼き物が面白いのに加え、谷川の水を利用してリズミカルに陶土をつく「唐臼」など日本の原風景が残っていますので、タイムスリップしたような雰囲気です。 「重要文化的景観」にも選定されています。 

陶芸館も新築され、小鹿田焼の歴史や昔の焼き物も分かりやすく解説していますので、焼き物好きには、お勧めです。
例年の「唐臼祭」(5月3~5日)の準備で大きな共同窯から窯出しをやっていました。 


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