ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

DAY41-42 チャリダーは「むしか」を目指す。大分-豊後大野-延岡『日本列島縦断チャリの旅2020』

2020年12月11日 | 自転車の旅 国内



俺はサカナを食いたい。
無性にサカナが食いたい。
サカナに含まれるアミノ酸がたまらなく恋しい。

食わせてくれ、俺にサカナを。

それにしても!

もう、コンビニの唐揚げ弁当は飽きた。
1年間は揚げ物は御免被る気分だ!
なんだってスーパーマーケットの惣菜売り場は、ああも揚げ物だらけなのだ?
金輪際、見たくもないわ!(という気分)

そうだ!
延岡に行こう。
うまい魚を求めて。

ということで、
大分から南へ、延岡に向かう。
そこに、うまい魚があるから。

延岡までの区間は山間部が待ち構える。
ここは避けては通れない。
魚のために頑張る。
頑張るよ俺。

大分から延岡までは3ルートある。

①大分-国道10号宗太郎越-延岡
②大分-国道326号三国峠越-延岡
③大分から、佐賀関の半島、臼杵、津久見などを経由して険峻で長い海岸線を行くルート

①は距離が長いが佐伯から先の交通量は極めて少ない。宗太郎峠も山は深いが標高は低い。全線がJR日豊線に沿っている。

②は距離が短縮され道も広いが交通量があり峠は大きく山は深い。国道10号のバイパスとして整備され所要時間は大幅に短縮されたそうだ。

③を選択するチャリダーはまずいないだろう。

まあ、①②どちらも悪くない。
ボクはどちらかというと宗太郎が好きだが、今回も一昨年同様に三国峠越えを選んだ。

どちらも一泊2日だけど、国道326三国峠越えは100km少々なので、
がんばれば1日で延岡に抜けると思う。

今年の俺は②を進む。
大分から三重町までは、
のんびり山里サイクリングだ。
道の駅「みえ」では、
農家のお母さんたち手作りの農家グルメが楽しめる。
「鶏めし」や、ローカルな謎スイーツが楽しみだ。

三重町からは本格的に登りが始まる。

橋梁やトンネルが多く、大型車を中心に交通量もそれなりにあるが、広い歩道があり安心して走れる。
山中トンネル前後が山頂だったかと思う。

あとは延岡に向け北川に沿って気軽なサイクリングだ。

魚が俺たちを待っているだろう。


大分の朝は忙しい。
市街地から15分くらい走れば郊外に出る。


ご注意。よろしく。


ふむふむ、なるほどご注意。


そして突然ですが!


戸次川古戦場(豊臣秀吉の九州平定)を通る。


ご先祖の誰かが眠っているかもしれないと思い、今年も下車して手を合わせた。


分かれ道。
左へ行くと国道10号。


国道326、三重町経由で延岡へ


きれいなところだ。


九州男児な看板


九州男児なお前。


旧三重町(豊後大野市)に入った。


道の駅「みえ」!


ああ、うめえ。
中に栗が。


謎スイーツ。


その名は「痩せ馬」


翌朝、三国峠越えに挑む。


わ!
びっくりしたなあ!もう!


トンネルは多いが広い。


見事な美林だ。


三国峠あたりの旧道
俺の自転車はね、スタンドないの。


チャリダーひとりぼっち


山のなかに立派な橋
道の駅「宇目」あたり


ほほー、立派やな。
じゃ、まずお前が見本みせてみろよ。笑


秋山小兵衛が居そうな。


延岡市内に入った


延岡のスーパーマーケットにて。
魚市場かよ!


うわー!


ひゃー!


ぴちぴち!


買う!買います!


カールも売ってる!


夢にまでみた晩ごはん。
チャリダーチョイス舟盛り!


延岡の神スーパーマーケット
『むしか』

ここは絶対外せない。


ミディアムレアなチャリダー焼。
ひたすら南に向かって走っているから。

ゴールは鹿児島の桜島。
もうすぐだな。