ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

北海道の梅雨、雨の日の営業は地獄、休業も地獄、あー・・・・

2019年07月26日 | 北海道の暮らし・生活


天気図からは、
北海道上に梅雨前線が停滞して、南からは熱帯低気圧から成長した台風から湿ったあたたかい風が流れ込んでくる、
という完全に梅雨的なお約束の天気状況になっていることがうかがえます。

空気感が完全に梅雨です。
なつかしい、ふるさと四国の夏を思い出すような、熱を帯びた湿った空気が充満しています。
北海道じゃないみたいだけど、植物は喜んでいる。

今朝は起きるなりすぐに天気をチェック!

雨雲レーダーの動き
気象各社の予報
北海道各地の様子
気圧配置


などなど、こまかく判断して最終的に7時までには営業の可否を決定します。

なんだか冬の仕事(バックカントリースキー山岳ガイド)みたい。
(冬は毎日そうしています。厳冬期の北海道の山岳は命にかかわる仕事なので)

きょうは7月に入って初めて、営業しないことを決めました。

7月26日(金) 本日休業!

でも、まだ薄日が差しているんだけどなあ・・・。

朝の開店前には数人のお客様が待っていらっしゃることも多いので
出来るだけ早めに判断します。

実際にきょうも、7時半には3名のお客さんが来られました。
7時50分ごろの列車をご案内してJR美瑛に行っていただくようご案内しました。

ごく一般的に考えても、雨の日のサイクリングはとても危険なので
ガイドの山小屋では、たとえ「儲かる日」であってもお客さんの安全と天秤にかけることはせずに潔く休業することにしています。

お客さんたちが酷い目に遭うことが予想できるのに知らんぷりして営業はできない。

もし、雨でも雪でも、どうしてもサイクリングをしたい方には、
JR美瑛駅前にもレンタサイクル屋さんは何店舗もあるので、
(雨でも営業しているので)
なるべくそちらに行っていただけるよう、なるべく早めに判断しています。

しかし・・・

きょうはたくさんの予約もあったので、
残念で残念で・・・。

これでもし予報が外れたら!

この記事を書いている現在は8時半、いつもならば営業している時間です。
まもなく、旭川富良野、両方向からのJRが同時にJR美馬牛に到着。たくさんのお客さんが当店になだれ込むタイミングです。

しかし、まだ雨が降る様子はない。
空もまだ明るいぞ・・・

う~む、むむむむむ・・・

【怒】美瑛、レンタサイクル屋の怒り【炎上】

2019年06月06日 | 北海道の暮らし・生活
きょうのレンタサイクル屋は、
怒っているぞ!

まあ聞いてくれ。
きょうもヒマなので、

ちょっくらオートバイに乗ってくる!

と、気軽に出かけようとした正午前。

ガレージにポンと置いてある
ヘルメットを手にとって、

さあ被ろう、としたわけだ。

ん?

何?

何なん?

えー!

えええええー!

こらー!
蜂!
お前!
何すんねん!


頭、ボコボコになるやん!

まったく、
油断も隙もないわ!

無慈悲に叩き落として、

ヘルメットの内張
外して、

洗濯してやったわ。

ブンブン文句ゆうとったけど、
アースジェットだけは

勘弁してやったわ。

そーゆーことは、
よそでやれ!
ゆーたった。

まあ、内張なくても被れるけど、

なんかスカスカして頼りなかった。

北海道の自然、
恐るべし。

北海道の生活、
油断ならん。






レンタサイクル屋は道草を食う。

2019年05月29日 | 北海道の暮らし・生活
連休明け頃。
お客さんはぷっつり途絶えてしまった。
急にヒマになり、
レンタサイクル屋の僕は何をすればいいのかわからなくなって右往左往していたのだ。

仕方ないから、
野良仕事をしまくる。

草刈りはもちろん、
集落外れの原野の下草まで刈ったり、
ドブさらいをしたりして、鬱憤を晴らしていた。

僕は、
仕事をしていないとバラバラに分解されて土に還ってしまう奇病なのだ。(駄)

その頃に下草刈りをした原野をブラブラするのは楽しい。
邪悪に繁った熊笹を刈り取った跡の森はまるで公園の一角のようになった。
明るくて、空気すら以前よりも澄んだように感じる。

あれから3週間が経ち、
さっそく緑が芽吹いている。

修羅と化した僕にがっつり刈り取られて、これは子孫繁栄の危機到来かと慌てた熊笹が、花を一斉に咲かせている。
iphoneのレンズを向けたがピントが合わなくて、写真はないが、珍しい光景だ。

笹は滅多に咲かないのだ。

太陽の光が差すようになった地面には、
それまでなかったものが多く芽吹いていた。

オオアマドコロ。

若い芽は甘くて美味しい。
天ぷらにしたら絶品だし、
おひたしも美味い。
酢味噌和えなど、たまらない一品になる。

花は、

蘭に似る。


ツリガネ型の白い花はスズランにも似るが、
全草に猛毒を有するスズランと違って毒はない。

ランの仲間は有毒というのが常識だが、
アマドコロは例外といったところ。

おお。これは、
有名どころ。こちらも食える草だ。

あっちこちにニョキニョキ顔を出している。

コレなどは、

しっかり太くて美味そうだ。

そんなコイツはお馴染みの「ウド」。

人気のある山菜だが、北海道では大して珍しくもなく道端にいくらでも生えていて巨大になるので雑草扱いだ。

うまい道草だ。

これくらいあれば、

我が家の夕食には充分だ。
取り過ぎても誰も得しないから、これくらいでいい。

さっそく、料理なのだ。
山菜はすぐにエグ味が出るから、さっさと食うに限る。

冷蔵庫でコンニャクが半分凍ってしまった状態で転がっていた。
そんなコンニャクは食感が台無しなので凍った部分は刻む。さきほどのウドはタテ切りにする。太めのキンピラを作るイメージで炒めながら絡めて
胡麻ピリ辛炒め。

こいつは、
劇的にご飯がすすむよ。

冷蔵庫の中の厄介者と道草が素朴なひと品になった。

身近な自然を、特に構えることもなく、
日常的に食す。

北海道の生活の、そんなところが大好きだ。








レンタサイクル屋の仕事 月末編

2019年05月25日 | 北海道の暮らし・生活
令和元年、最初の帳簿付け。
月末になったので、せっせと経理をしているのだ。

何しろヒマなので、サクサクはかどる。
5月の平日などはお客さんゼロだったりするので、帳簿というほど仕事は溜まってはいないのだ。

きょうなど、週末土曜日だというのに、
「子供の運動会だから」ということで
パートナーは休んでいる。
北海道の運動会は秋の「体育の日」前後ではなく、
今の季節に行われる。
北海道の「体育の日」前後はどんより肌寒く、おまけに農繁期で、お爺ちゃんお婆ちゃんに至るまで忙しい。
しかし5月6月は太陽がいっぱいで
一年で最も快適な季節だ。
5月6月ならば、おじいちゃんも、おばあちゃんも、みんなごきげん。

これでいいのだ。

いや本当は、
週末に休まれては困るのだけど、
何しろヒマだから、
まあまあ。良しとしよう。

こうして一人で留守番していても
お客さんの出入りはほとんどない。

したがって、

「しゃーない、経理でもするか。」
となる。

これでも大学で会計学を専攻していたから
損益計算書、貸借対照表、財務諸表、ひととおり出来る俺なのだ。

在学中、教授には大学院に進んで会計士になることを勧められたが辞退して四年で卒業した。
会計士よりも貸自転車屋のほうが俺には向いているのだ。絶対。

大学の試験よりも
我が店の経理の方が何倍もシンプルで簡単。
FOBもCIFもないし、
何しろ売り上げが少ない。笑

領収書を整理していたら、

平成気分が抜けてないモノを発見。

ほっこりするなあ。

まあこうやって、
新元号に慣れていくんだろうな。

美瑛の週末は晴天。
気温はぐんぐん上がってきた。
からりとした、気持ちのいい季節だ。

運動会はもちろん、サイクリングもきっと、
気持ちいいだろな。











家庭菜園、全滅。。。

2019年05月20日 | 北海道の暮らし・生活
GWのあと、美瑛はしばらく寒い日が続いたのだ。
最低気温が0度前後になり、久しぶりにストーブが活躍した。
道東では雪が降り、峠は積雪になった。

5月7日に植え付けた野菜の苗は連日の冷え込みに
無防備だった。
一週間と持たず、家庭菜園は全滅したのだ。

山菜と違って、野菜は弱い。

そこらへんに勝手に生えているギョウジャニンニクなどは平気で青々としているのに、トマトもキュウリも溶けるように縮んでしまった。

しかし、一週間もすると嘘のように「初夏」がきた。
急いで苗を植え直したのだ。

気になるビニール袋は、小型ビニルハウスのようなものだ。

風が強いので、ビニルが飛びそうなので外した。

もうすっかり暖かくなったので、マルチ(黒いゴミ袋みたいなやつ)だけでいいだろう。

全滅した苗の墓場。

しかしだ。よく、見たら、

逞しいやつがいた。

やるなおぬし。

トマト2、キュウリ1、生き残ったようだ。

こちらも。

緊急ビニルハウス(植木鉢ごとゴミ袋で包んだやつ)

効果抜群だった。

もともとは、

寒空の下で最初にコンビニのレジ袋を被せたアイコ(ミニトマトの種類)なのだ。

勝手に生えてる野良苺は何もしなくても元気だ。

苺は強い。

美瑛は、すっかり初夏の陽気だ。
新緑は燃えて、あちこちの原っぱには、

エンレイソウが咲き乱れている。

オオバタケシマランもツボミをつけていた。

来週にはツリガネ型の可憐な花をつけるだろう。

ギョウジャニンニクも、

ネギ坊主発動。

みんな観光お花畑ばかり注目して、
なぜ可憐な自然の花々に興味を示さないのだろう。

美瑛はじめ北海道は、しばらく暖かい日が続きそうだ。
明日は恵みの雨もあるという。

まだしばらくはレンタサイクル屋は閑古鳥なので、
我が家の野菜たちや、原生の自然の草木に愛を注ごうと思うのだ。