
大分市街地を抜ける。
マンホールのふたが、カニに見えてしょうがない。

毛ガニかな?
だいぶ郊外に進んだ。

国立大分大学が近いようで、若いお兄ちゃん多い。
そんなことないやろ

ホンマや!

大分市を抜ける広い国道沿いに見つけた。

上方の豊臣軍(指揮官:仙石秀久)が島津軍に大敗した「戸次川の戦い」の古戦場だ。戦国マニアにはお馴染みの、凄惨な戦だ。
この戦のもっとも大きな勢力だった長宗我部信親、十河存保らは自惚れ強く島津を過小評価する仙石秀久のまずい采配に反対したが聞き入れられない。信親の不安は的中し、包囲殲滅戦に陥る。仙石秀久はほとんど戦わず逃げ出し、長宗我部信親、十河存保らは死力を尽くして戦い、数千の兵が亡くなり、敗れた。
仙石秀久は秀吉の怒りを買って改易された。
長宗我部氏はこのあと急速に衰え、戦国史の表舞台から静かに消えていくことになる。

この敗戦がなければ、その後の関ヶ原も大坂の陣もどうなっていたかわからないのだ。
豊臣政権はヒノモト共和国の中心になっていたかもしれない。まったく違った日本史になっただろう。
そんなことを考えながらペダルを踏む。
僕のなかに半分流れる土佐の血がザワつく地だ。
ちょっとした峠が繰り返し現れる。
同時に、トンネルも増えてくる。

まだ歩道があり安心だ。
やたらとドングリが落ちている。

良さそうに思うかもしれないが、実際には…
ゴロゴロして走りにくい。

かっこいい橋!

このゴロゴロは気になる!

食えるのかな?

ナイスな兄さん!

旧道の橋

かっこいい…
現役ってところがまたいい

のどか

師走だし、
みんな仕事頑張ってます

峠道安全に!
交通量が少ない

峠を下ると、山の中に町があった。

コンビニ数店ほか、割といろいろな店があり
ホームセンターもあった。
これもいい橋!

片側は水路になっていた。

また峠になる。いくつ目だろ?
歩道はなく、登坂車線の端を
チャリチャリ登る。

ギリギリ大丈夫なトンネル

登る。チャリチャリ。
そのうち歩道ないトンネルが増えてくる

中の谷峠のトンネル。割と長め。歩道なし。
峠越えの旧道を発見!

いや無理っす。
この夏の水害で壊れた歩道

あちこちにある

歩道を走ると崩壊箇所に引っかかるのでなるべく車道を走る。
中の谷峠を過ぎたら国道は佐伯(さいき)方面に下ってゆく。
「弥生」という里が国道など各方面への分岐になっている。道の駅もあるが、宿はない。
宿などがある佐伯市は港町なので、ここ弥生から国道10号を外れて川沿いに下っていく必要がある。ちょっと面倒だ。
佐伯の町は国道10号線から6km離れている

6km off highway、だね。
ニュージーランドふうに言えば。
6km走って本日の宿。
ここしか予約は取れなかった。

でも自転車を部屋に持ち込めた!

ありがとう!フロントの女神さま!
晩飯。一気食いする。

うまいよね!
このカロリーは明日の宗太郎越で挽回だ。
と、言い訳する。
(誰に?)