インターネットで調べると「soil」社と宇部興産社の 2社のものがよさそう、「soil」社が高いのですが、ユーザ評価も好評なので、「soil」社のLIGHTタイプにしました。




使用感は、また後日に書きます。
2016年4月26日06時00分
防災に詳しい危機管理アドバイザーの国崎信江さん(46)は熊本県で避難所などを回り、状況を把握するための調査をしました。被災した人は何に困っていたのか、どんな備えが役に立つのか、報告してもらいました。
■トイレ代用は「紙おむつ」、普段のおやつに「野菜チップ」
最初の地震の発生から5日後の19日、東京から熊本県益城(ましき)町に入りました。災害対策本部や、避難所になっている町保健福祉センターなどで話を聞き、整腸剤、かゆみ止め、赤ちゃん用のベビーバスなどを渡しました。
●お風呂
上水道は比較的復旧が早くても、下水道が壊れたままのところが多く、避難所にはお風呂に入れない人がたくさんいました。中には自衛隊が設営したお風呂に入る人、下水道が壊れていない地域の銭湯に通う人もいましたが、それ以外ではなかなか入れません。
こんな時は、市販の体拭き用ウェットタオルがあれば、体が拭けます。赤ちゃん用のお尻ふきも体を拭くのに使えます。こうしたウェットシートを普段から買い置きしておけば、いざというときに役立ちます。
●トイレ
町内の大型展示場「グランメッセ熊本」の駐車場には、車中泊をしている人たちの車が止まっていました。話を聞くと、「建物が揺れるのが怖い」「プライバシーが保てない」という理由が多いようでした。
駐車場に仮設トイレもあったのですが、「車が止めてある場所から遠い」「夜、トイレに行くのは怖い」と話す女性もおり、行きにくさを感じていました。トイレに行くのを我慢したり、水分を控えたりすると、体に良くありません。
こんなとき、大人用の紙おむつで代用できます。わたしはこれまで、陸前高田やパキスタンなど国内外の被災地に行きました。支援活動をするときはいつトイレに行けるかわからないので、はいていました。今回もそうです。日本の大人用紙おむつはとても着け心地がよく、肌触りがいい。水分の吸収力も高く、夜間用なら5、6回分くらい吸収されます。捨てるときも小さくなります。
●食事
避難所で配られる食事はご飯やパンなどの炭水化物に偏りがちで、肉や魚、野菜が不足気味です。「便秘なんだよ」と話す人もいました。豚汁の炊き出しや牛丼チェーン店の炊き出しには列ができていました。
普段から、自宅にコンビーフや魚、焼き鳥の缶詰を備蓄して食べるようにするとよいと思います。瓶詰のホワイトアスパラガスやトマト缶もいいですね。わたしは野菜ジュースや、お湯で戻す野菜のフリーズドライ商品、粉末のカボチャやコーンスープのもとを家に置いています。
●普段から
災害への備えというと、防災用品や非常食をイメージするかもしれません。ですが、ウェットタオルや紙おむつのように、災害時に使える日用品はたくさんあります。例えば、花粉よけのメガネは粉じんよけにもなります。いつも食べているジャムは適度な甘さなので、災害時に食べれば疲れをとってくれます。
ベランダ菜園も、立派な備えになります。プチトマトは、料理をせずにそのまま食べられますよね。
わたしには子どもが3人います。普段の買い物でも、「防災に役立つものはないか」という視点で商品を見ます。たとえばおやつを買うなら、ドライフルーツや野菜チップスなど、災害時に栄養を補えるようなものを選ぶようにしています。いつも「身の回りのもので、災害時には何が使えるのか」と意識することで、災害への備えを継続することが大事です。
GWは掃除に適した絶好の時季。天気のいい日に、ぜひエアコン掃除を!
2016年4月26日 16時4分
2016年4月26日 14時57分