2019年に国内で最も売れた新車は、ホンダの軽自動車「エヌボックス」で、3年連続で首位だった。軽の中でも、車高が高く広い室内空間を持つ「スーパーハイトワゴン」と呼ばれる車種で、2位と3位も同じタイプの車種が占めた。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が9日、車名別販売台数を発表した。

 エヌボックスの販売台数は前年比4・8%増の25万3500台だった。新型を発売した17年9月から19年10月まで26か月連続でトップに立ち、同12月も首位を奪還した。2位はダイハツ工業の軽「タント」で、28・4%増の17万5292台。3位はスズキの軽「スペーシア」で9・4%増の16万6389台だった