ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のバス停(4)

2024-06-19 21:58:35 | 水戸

 小字がバス停に使われている例は多いようです。図書館で聞いてみたのですが、小字の一覧はあるようですが、地図はないようです。そうすると、バス停の名前も、大体の場所を知ることができるる参考にはなりそうです。

 

開江宮久保(ひらくえみやくぼ 開江町36°24'16.7"N 140°23'50.5"Eあたり)
 この道を少しのぼって、常磐自動車道を横切ると吉田神社があるので、「宮」はそのことなのでしょう。「久保」は低地を意味するようなので、ぴったりな名前のようです。

 

永代(全隈町(またぐまちょう)36°24'35.2"N 140°23'17.8"Eあたり)
 小字で永代は、「いいだい」と方言で読むようです。このバス停は「えいだい」といわれているようです。

 

千波中山(千波町36°21'29.7"N 140°26'43.1"Eあたり)
 緑岡中学校(見川2563)脇にある坂の途中にバス停はあります。このあたりの微高地をいうのでしょう。小字では単に「中山」となっています。

 

笠原八ツ無地(笠原町36°19'45.0"N 140°26'52.2"Eあたり)
 小字名は、「八ツ無地」です。よくわかりませんが、低い(八つ=谷津)平地といった意味があるのでしょうか。今このあたりは大規模な住宅建築工事が行われているようです。

 

杉山(飯富町36°25'17.8"N 140°25'01.0"Eあたり)
 写真右手の台地を、杉の茂った山と見てつけた名前なのでしょう。崖下の部分も杉山の一部ということなのでしょうか。このあたりは先年も那珂川の水害にあったようです。近くに大井神社があります。

水戸のバス停(3)

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水戸のバス停(3)

2020-10-21 20:39:48 | 水戸

 少し変わった名前で、小字(こあざ)の地名を使っているバス停のいくつかです。小字が記憶の上で保存されるのに大いに役立つと思いますので、こういう名前のバス停の名前ははなるべく変えないといいなと思います。

 

金山(県道52号線木葉下信号近く)
 「かなやま」と読むようです。木葉下(あぼっけ)町は佐竹氏の時代、金が採掘されていたのでついた小字名なのでしょう。現在も廃鉱の穴が、木葉下信号方面から森林公園にのぼる道の脇にあります。

 

北巡見(国道50号線・駅北中央通り交差点近く 赤塚)
 小字は巡見といいますので、巡見地区の北側にバス停があるのでしょう。

 

釜場(茨城県トラック協会(見川町2440-1)近く)
 釜には全国的には「神(場)」「川の深いところ」「水に関する災害」などいろいろな語源説があるようですが、ここの場合どうなのかはわかりません。

 

大内田(見川3)
 田に関係する地名であるなら、このあたりを見回すと一面平らなので、今は住宅地ですが、かつては田だったのでしょう。

 

出河原(県道174号線 中大野)
 このあたりは、新しい堤防ができると、本当の河原の範囲になってしまうようです。写真左側の直ぐ先が那珂川です。

水戸のバス停(2)

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