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水戸の見て歩き

水戸の子安観音(2)

2017-09-16 21:54:32 | 水戸

 子安神(こやすがみ)の信仰は古くからあったようで、木花開耶姫(このはなさくやひめ)を祭神とする子安神社と、仏教と結びついた子安観音、子安地蔵があるようですが、あまり分ける必要はないような気もします。西日本では子安観音が多く、神社の形をとっていることが多く、東日本では子安地蔵が多く、子安講が広く行われていると民俗学事典にはありますが、水戸で見る限り、観音が多いようです。

 

 おさえん通り(千波町) 文化9年(1812)とあります。片膝立ちの如意輪観音型です。

 

 萱場町 弘化4年(1847)とあり、あぐらをかいた形です。

 

 八坂神社(東桜川8)  弘化年間(1844-1848)とあり、片膝立ちの如意輪観音型です。

 

 見川3 嘉永5(1852)とあり、しゃがんだような形です。

 

 元石川町下畑 昭和60年に建てられた元石川町下畑女人衆と刻まれた子安観世音碑です。

 

 大井神社前(飯富町) 子安大神碑の前に置かれた平成25年の犬卒塔婆です。女人安全、人畜無害とあります。

水戸の子安観音(1)


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